Harmony

ちょっと呟いて孤独からの脱出?

明日は選挙

2016-07-09 20:08:10 | Weblog
母のところへ行く時、バスを降りて少し歩いていると、男性が何かを掲げて立っていた。
「憲法守れ」と書いた紙、そしてもう一枚も政権批判の文字(ちょっと忘れちゃったけど)。
それを掲げて、幹線道路沿いの歩道に立っていた。

「お疲れ様。がんばってください。ありがとう。」
そんな言葉を掛けたかったけど、それもできないので、頭だけ下げてニコッとしてみた。
気持ち、伝わったかな。
帰りもまだ立っていて、私はまた頭をさげた。
日差しも強く結構暑い今日。
一人で長時間、じっと立っているのは大変なことでしょう。
本当にお疲れ様と言いたい。
こうして一人で頑張っている人もいる。

いろいろ思いはありながらも特別なこともあまりしていない私は、
帰りのバスの中で、バッグに入っていた「アベ政治を許さない」と書いたものを、
バッグにぶら下げた。
今まで「NO ! WAR」のバッジは付けていたけど、
「アベ…」はちょっと恥ずかしい気がして付けられずにいた。
でも、今日はその男性に勇気をもらって付けることができた。
ちょっと遅過ぎだけど。
ありがとうございました。

出掛けには下の階に住む80代のOさんに、「先日はどうもありがとう」と言われた。
数日前の朝、家のすぐ前で共産党候補の選挙演説を聞いていたら、
Oさんが窓から見てじっと聞いている様子なので、私はちょっと手を振ってみた。
そのことだったのだ。
「私の母は、嘘を付かない政党が良いといつも言っていたんです。」
そして「戦争は絶対ダメです。だからそういう党を」などと言うOさん。
敬虔そうなクリスチャンで、とてもきちっとした上品なおばあちゃま。
たまに会うとお話しはするけれど、政治のことなど話したことはなかった。
今日は時間がなかったので、そんなにお話しはできなかったけど、今度はちゃんとしてみたい。
好きな人だから、なんだかうれしかった。

そんなちょっと今日の嬉しいこと2つ。
そして、母もニコニコ元気だったし、私も元気が出た。

いよいよ明日は選挙。
これからの国のあり方が決まるかもしれない大事な選挙。
この国が戦争への道を行かないために、だれもがちゃんと普通に暮らせる社会であるように、
そんなことを考え、大切な1票を投じようと思う。

コメント
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