可愛いよっちゃん

今日の母、そんなに元気じゃないかな。
ランチのラーメンを食べながら、おかしなことを言ったりもして。
と思ってたけど…
歌ったりお喋りしたり、おやつを食べたりしているうちに、段々元気になってきた。

いつも『サッちゃん』の歌を、母の名前のよっちゃんに変えて2人で歌う。
最後のところの「♪可笑しいね〜サッちゃん」は、「♪可愛いね〜よっちゃん」にして。
今日も何度も歌って、
「おばあちゃんは、子供の頃、皆んなに可愛い可愛いって言われてたんでしょ？」
って聞くと、「うん、そう」って言う。
今日もすっかり歌の中の子供になってる可愛いい母。

前はよく幼稚園児になってたけど、この頃はないのかなあ。
そんな時は、介護士さんが幼稚園の先生らしいけど。

この間私の孫になってくれるって言ったよね、って言うと、
うん、じゃいっぱい可愛がってね、って何度も言う。
なので、よっちゃん可愛いねっていっぱい言うと、すごく嬉しそう。

この頃、口紅を付けてあげてる。
最初の頃、ちょっと嫌がることもあったけど、最近はすんなり付けさせてくれて、
可愛いね〜とか綺麗ね〜とか言うと、照れたような嬉しいような顔になる。
今日は付けようとしたら、舌を出した。
可笑しくて、え〜〜舐めちゃうの？笑って言ったら、母も笑い出して、2人で大笑い。
おもしろかったぁ。

今日は他にも色々、たくさん笑わせてもらった。
途中で私に「だあれ？」なんて言ったりするけど、それも可愛いかな。

そんなこんなでいっぱい笑って、朝よりかなり元気になって帰ってきた私。
ありがとう〜よっちゃん！！だね。