今日のコーラスの練習。
休んでいる間に、新しい歌がいろいろあった。
そのひとつの『
おくりもの』という歌は、とても優しくて、
歌っていると涙が止まらなくなった。
ひとつひとつのことばが、私を包み込んでくれるよう。
初めて聞いた時は涙が出たと、先生も言う。
障害児の作業所から生まれた歌は、聞くと誰もがやさしくなれそうだ。
もうひとつ、横井久美子さんの『
歌って愛して』。
メロディーはちょっと難しそうで、まだちゃんと覚えられないけど、
この詩もいい。
生きることは いつも寂しさが道連れ
生きることは いつも夢が道連れ
こんなふうに始まる歌に、共感とそして未来を感じた。
昔々、横井さんとちょっとしたご縁があって、素敵な人だとその時思った。
数十年経て、今もなおこういう歌を作り歌い続けている横井さん。
きっとその頃と変わらないのでしょう。
この歌は、また、あの若い日の時のように、私に少しの力くれるような気がする。
ちゃんと覚えよう。
お借りしている施設のお年寄りが数人、後ろに座って私達の歌を聴いてくれていた。
だから、知っていそうな冬の歌なども、いろいろ歌った。
歌集をお貸ししたら、一緒に歌ってくれる人も。
ニコニコして。
そんなのがすごく嬉しくてまた涙。
行こうかどうか、ちょっと迷った今日のコーラス。
でも、行って良かった。
心が満たされた、そんな2時間。
疲れがまた酷くならないように、大きな声では歌わなかったけど。
帰りは、Yさんと新しくなった“どんぐり”でちょっとランチ。
久し振りのどんぐりのパン、やっぱりすごーく美味しかったあ。
早稲田少年少女合唱団【おくりもの】定期演奏会2011