葉山の海と森

葉山町の自然と日々の暮らしのスケッチ

表と裏、見えるものと見えないもの

2009-07-12 16:04:50 | Weblog
此処のところ忙しくて更新が出来ず久しぶりのブログです。
いよいよ世の中騒がしくなってきましたが、今日は色々な事柄から変わりつつある日本の事を考えてみたいと思います。

仕事で帰るのが大体午後8時過ぎから9時頃になり、ついているテレビを見ながらの食事となるわけだが、その番組たるや決まりきったクイズやらバラエティーと言う名のドタバタ騒ぎ、あるいは旅番組の何処のグルメが美味しいとか往年の俳優、女優が総出演というようになんのメディアとしての工夫も、質の良いドラマなど皆無と言って良い程だ。同じようなタレント、俳優、女優など話題性のある人間のオンパレードで、これも視聴率競争の賜物かと思う。これはいわば放送局が視聴者ではなく、スポンサーに対するゴマすりの何ものでもないので、早晩飽きられるのは分かりきっているのにテレビは気づいていないのである。

面白いのは若手の漫才師やコントをやる連中が、芸を磨く事よりテレビに映ることを目的にしているから、本当は一寸面白い事をやる素人程度なのに、自分達は『芸人』という。これでは泉下の名人上手と言われた落語家や、漫才師、コメディアンなど錚々たる人達からブーイングが出ているに違いない。今の芸人を自称している連中はいわば芸能人ではなくNO芸人ではないだろうか?確かに一部本物は居るのだけれども、、、

もう一つこんなテレビ番組でも2011年7月で現在のアナログテレビは見られなくなるという。高いお金出して薄型を買ってハイビジョンでこんな番組を日本国民は見るんでしょうか?双方向のやり取りを高齢化の進んだ各家庭でどれほど有効活用をするんでしょうか?技術に詳しい人ならともかく、日本やアメリカだけこんなに進んで良いんでしょうか?出来れば今は我慢して、東南アジアやアフリカその他貧困に苦しんでいる国々に援助して、世界でアナログが全て普及してから、次のステップに入れば良いと思うのは私だけでは無いと思うのです。

今、政治的に混乱している日本で何が本物で、何が偽物かを見極めなければならない二者択一を我々国民は迫られているのです。本当に自民党で良いのか?いや民主党だよとか、本物と偽者は紙一重だから慎重に見極めたいのだけれども、情報が多すぎて真贋が分からない状況に陥っているのが現状です。
麻生さんのぶった態度、能力の無い人間の愛想(バカ)笑い、鳩山さんのたどたどしい言い訳と迫力の無さ、政治家の本物か否かが見えないのです。誰に託すのか、維新の竜馬は今日本に居ないのかと寂しくなってしまう。

北朝鮮問題でも一向に進展しない政府(官僚)のやり方では何時まで経っても拉致被害者は帰ってこないのではないでしょうか?もっと色々な力を使ったやり方があるのでは無いだろうか?この間IAEAの委員長に日本人がなったと言って大きく新聞に乗っていたが、これも聞くところによると今世界ですぐに核兵器を作れて、国民が一つになれる国は『JAPANだと言う事で』核査察のトップに日本人を就ければその心配がなくなるということで、日本人がなったと言う話だ。

世界は動いている。当然日本も動くし夫々の地方も動く、今日の東京都の議員選挙で日本が変わるきっかけになるかも知れない。自民党も民主党もそれこそ共産党も無くなるかもしれないあるいは大躍進かもしれない、暑い8月に熱い選挙、何にも決断できなかった麻生さん、本当は目に見えないものが一番怖い事に早く気づいていればこんな体たらくにはならなかったのにね。でもサミット用背広一着30万円はやっぱりすごいね。













コメント
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