葉山の海と森

葉山町の自然と日々の暮らしのスケッチ

調理の難しさ。

2011-05-14 15:17:32 | Weblog
今回の大震災の悲惨さは言うまでもないが、その後の避難所やその生活については安全地帯に居る我々には実感として湧かないのが本当のところだが、毎日申し訳ないと思いながらついあれが食べたい、これが食べたいなどと思ってしまい、この身に起こったらと思うと東北の人達のように我慢が出来るだろうかと考え込んでしまう毎日でです。

当初は食べられれば良いと思っていても時間が経つとあれを食べたいなどと、食欲が出てきておにぎりや仕出し弁当では満足が得られないのも致し方のない事だとおもいます。だから芸能人やボランティアの炊き出しなどがニュースで報じられると皆一様に美味しかった、生き返った、元気が出たと喜ばれるのかもしれない。

毎日の事だから献立を考える方も大変だし、まして作るとなるともっと大変なのは家内が約40年作ってくれる毎食を見て本当に女性の根気と繰り返し作業の粘り強さを感ぜざるを得ません。
実は最近仕事の中で、赤外線を使った厨房機器で調理をする機会が増え、調理の大変さを身をもって味わっているからで料理ほど何を作るかによって、材料、道具、調味料、時間そして片づけまで考えると物凄い工程になる。
これを家内をはじめ世の女性は365日苦もなく、只黙々と家族のために作っている訳だ。これは男には出来ない女性の感性と忍耐強さの賜物だ。

男の料理と言うものが流行っているようだが、週一とか月一とか言うのではなく毎日は絶対に出来ないと断言できるが、万一家内が居なくなった場合にどうするか想像をしてみると、男はだらしなく、汚らしくなって恐らく荒れる生活になるだろうは想像に難くない。今贅沢を言っていると被災地の皆さんにも、又女房にも申し訳ないので教えてもらいながらでも良いので台所に立とうと思っている。
実は一度やったのだが、洗い方、切り方、段取りなどを文句を言われてストレスになって止めてしまったが、調理の勉強を仕事がらみではあるが、始めようと思っています。

美味いものめぐりの報告を一つ、先日の連休に栃木市に行って来ました。めったに行く機会のない場所ですが、昔の栃木県の県庁があった所で蔵の町と言われているところです。静かで旧日光街道(例弊使街道)の宿場で江戸時代から栄えた町です。そこの河畔にある『赤間屋』という鰻屋に行くのが目的の一つでした。小奇麗な2テーブルと小上がり2席の小さな店ですが、東京で食べたら2500円はするという、うな重が1700円と安くて美味かったので紹介しておきます。町も散策するのに丁度良い時間で蔵屋敷や家具屋、美術館、屋台会館など見所も多く面白いところでした。湘南新宿ラインで一本で行けるので一寸した旅気分で行かれます。

次の機会に中華料理の美味い店をご紹介致します。




















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