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葉山の海と森

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ウクライナ 侵攻3

2022-03-21 11:31:57 | Weblog
すでに3週間となったウクライナ侵攻が双方の大きな痛手になってきた。喧嘩をすると振り上げた拳をどう収めるかという事の難しさを
つくづく考えさせられる。ロシアにも言い分があろうが、よその国に武力をもって攻め入れば大きな代償が払われるという事は素人の
私でも考えられる。こちらは無傷であるはずが無いのである。公表されてはいないがロシア軍にも数1000人を超えるような死者が出ている
ようだが、公表されないという事は現状を国民に知られることを恐れているのだろう。

「人の口には戸が立てられない」という諺があるようにロシアの人達に早晩分かる事を隠しても意味のないことをロシア政府の優秀な官僚たちは
逆らわないのだろうか?それほどプーチンが怖いという事なのだろうか。しかしこれは必ず淘汰される事なのだと確信する。
今、この時亡くなっている人達がいるのだ。応援のカンパはできるが、それも一時の事でこれからウクライナの人達をどれだけ応援できるか
我々戦後を生き延びてきた老人が出来る限りのことをしてあげたいと思うのだ。

確かに世界には虐げられた人々が沢山いる、しかし今度のロシアの侵攻は大国として許される事ではないと思うのだ。それは世界大戦に及ぶと
いう人類史上最悪のストーリーの幕開けになるかもしれないのだ。以前この欄にも書いたが「なぎさにて」という映画の核戦争後の人類滅亡の
危機を孕んでいるウクライナ侵攻なのである。そして最も怖いのはロシアの国民がプーチンを正しいと思っている事なのだ。今日のニュースで
優秀な官僚たちが北欧経由でロシアを離れているという事が報道されている。つまり正しい情報を持っている官僚たちは国を捨て始めている
という事なのだ。これ以上ウクライナの人々やロシアの兵たちの血を流してほしくないのだが、ロシア正教の宗教者たちはどうしているのだろう。

避難した子供たちが沢山居たという会堂の地下から一人でも多くの人達が救い出されることを心から祈っている。
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ウクライナ 侵攻2

2022-03-08 11:28:36 | Weblog
ウクライナ侵攻から早くも10日も経ったが、ウクライナ軍は健闘しているようだ。ひとつは地理を熟知している事、敵方より正義がある事、
何よりも国民が味方についている事、これが一番の理由だ。現代社会において絶対やってはいけない事は他人の家に土足で入り、蹂躙し爆弾まで落とす
という理不尽なことを行うという、こんな常識すら持ち合わせないソビエトのやり方を止める方法が無いというのが不思議でたまらない。
物事の考え方には色々あって良いと思うのだが、自分の権力欲や自我がそれをSAVE出来ない権力者が、いまだこの世の中にいること自体が不思議でならない。

ソヴィエト国民には申し訳ないが、この責任の一端はあなた方にあると言わざると得ない。歴代の政治家や権力者といわれる人々も同罪である。
現代の政治経済は第2次世界大戦より大きく変わり、冷戦も終わり世界平和を標榜しすべての国民が平等、自由、博愛の精神をもって地球家族となる
事こそが目標でなかったのか。自由経済で貧富の差が出てきてはいるが、すべての人には努力すれば豊かで幸せな人生が訪れるはずではなかったのか。
所謂、イデオロギーというつまらない、ひねくれた考えが世界中にはびこるようになったのは何故なのか?それは偏に人間の持つ欲でしかないのだ。

ユダヤからヨーロッパに広がったキリスト教はロシア正教として花開いたのである。当然、ウクライナを通り、東欧諸国をその宗教圏に巻き込みながら
その信仰を広めていったのである。宗教は具体的には何もできないかもしれない、しかし「それはおかしい」と声を上げることは大切なことだと思うのだ。
ロシアの宗教者たちも声を上げて欲しい、無論われわれ日本人も声をあげようと思う。地球全体で見れば二国間の争いに見えるかもしれないが、そうではなく
我々が今、侵略されて居ると思わなければいけないのだ。距離的には遠い国の話ではあるが、今そこにある侵略の話として我々日本人も真剣に考えたい。
ウクライナの人々に心からお見舞いと健闘を祈り、出来る事のお手伝いをして行きたい。寒い日々を耐えてひまわりの咲く日を心から待ちたいと思います。
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ウクライナ侵攻

2022-03-03 11:31:38 | Weblog
心配されていたロシアによるウクライナ侵攻が始まった。ずっと思っていたことだが、長年トップにいた人間が勘違いをするのは
どうも人間だけの専売特許のようである。ご多分に漏れずロシアのプーチンが図らずも予定通りに「殿、ご乱心」と相成った。
余りにも長くトップにいることが感覚の麻痺を招き、自滅する前兆であることの証左でもあることをまたも知らしめてくれた。
会社経営もしかり、例えば何百年も続いている商家や名家もそれなりに続ける工夫をしたり、家訓により後代の人に生き様を伝えてきているのである。

プーチンが20年以上も大国ロシアのトップにいること自体異常ではあるが、その体制を許している国民もある種同罪である。ロシアはナポレオンの
時代から外国から侵略されているのだが、兄弟国であるウクライナを力でねじ伏せようとしている強権はやはり共産革命を思い起させる。
どんな得があるというのか、世界を敵に回して国民が反旗を翻さないと思っているのだろうか?日本人は判官びいきの所があるのでどうしても
ウクライナに思い入れをしてしまうが、贔屓目に見てもウクライナ頑張れと言わなければならない。

多くの人の悲しみを思い起こし、それが自分の家族の上にかかっていると思えば残虐行為はできないはずだ。プーチンの家族はどう思って
いるのだろう。昔のヒットラーのユダヤ人に対する民族浄化とは違う、いわば身内を窮地に追いやるこの行為は世界の良識ある国々が
一団となって阻止しなければならない。傍観者ではいけないのだ、日本も戦争を始めて敗戦を味わい、しかも原爆を落とされたことにより
唯一の被爆国になった事を思い起こさせてロシアの暴挙を止めなければならない。核を使わないことを心から願う。

ソフィアローレンの映画「ひまわり」の印象のあるきれいで牧歌的なウクライナを思い起こすと一日も早く、ロシアは撤退して
交渉によって解決をしてもらいたい。遅ればせながら日本も避難民を受け入れるという決断をしたようだ。
是非、日本に来てもいらいたいものだ。これから桜の季節になるのでひまわりと桜の自慢をお互いしたいものだ。
一日も早い終息を願っている。

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