秋も深くなり散策に良い季節になりました。一寸間が空きましたが、観音巡りを再開いたします。今回と後一度で結願すると思いますのでお付き合いください。
大仏から大谷戸経由で寿福寺までで時間切れになりましたので、鎌倉駅西口から散策を始めます。
第二十五番 浄光明寺 千手観音 鎌倉駅西口から歩きますが、西口には旧鎌倉駅の時計塔があります。 昭和の初めから象徴的なスイスのどこやらの建屋をまねた当時はお洒落な
建造物で駅舎改修の折、記念物として残された貴重なものです。子供たちには三角公園として親しまれており、集合場所としては周知の場所です。
さて、突き当りの紀伊国屋を右折して扇が谷(おおぎがやつ)を直進し、前回の寿福寺を過ぎて踏切を渡ります。渡って突き当りを右折して少し行くと
浄光明寺です。山に囲まれた静かなお寺で前住職は高名な歴史学者で私の御成小学校の先輩でありました。ホッとするお寺でお参りをしましょう。
第二十六番 海蔵寺 十一面観音菩薩 元の道を戻り横須賀線のガードをくぐり直進します。途中葛原が岡に抜ける化粧坂(けはいざか)への道を曲がらず突き当りが海蔵寺です。
花の寺ともいわれ気持ちよく手入れされたお寺で谷戸の最奥なのでゆっくり鎌倉の寺を味わいましょう。この時期段々紅葉が綺麗になるので11月以降が良いと
思います。門前には底抜けの井戸(鎌倉十井)と十六井戸もあるので見学してみてください。
第二十七番 妙光院 聖観世音菩薩 建長寺の塔頭なので入山料がいります。海蔵寺から横須賀線のガードのところまで戻り左側に岩船地蔵がありますのでここを左折して七切通の
一つ亀ヶ谷切通を越えます。その名の通り亀でもひっくり返るという急な坂なのでゆっくり歩く方が良いでしょう。坂の入り口に昔香風園という料理屋があり
鎌倉文士のたまり場だったようですが、今はマンションになっていて残念ですが、トンネル状の入り口が特徴で面影が残っています。
坂を下って鎌倉街道に出て建長寺に入ります。ここは入山料と御朱印料で1000円以上かかります。山門に向かって右のほうにお寺があります。
第二十八番 建長寺 千手観音菩薩 鎌倉五山第一位の建長寺はさすが禅宗寺院の総本山(臨済宗)だけあって蘭渓道隆創建の大伽藍は圧倒されます。毎年11月3日前後にある
宝物の『風入れ』は鎌倉の風物詩で円覚寺のそれと双璧を為しています。今年はどうかわかりませんが、行かれる方はHPなどでチェックしてみてください。
法堂の天井絵は鎌倉在住だった小泉淳作さんの労作で圧倒される天井絵で如来様も拝観できるのでお勧めです。ここでは鎌倉の宗教団体が集まって3.11の
犠牲者を供養する大規模な法要が行われることでも有名です。因みに隣にある鎌倉学園は建長寺が運営する名門校です。
第二十九番 龍峰院 聖観世音菩薩 建長寺塔頭で本堂より左奥のこじんまりとしたお寺です。私が.行った時は晩秋で山門から庫裡までの庭がとても美しく、小さいながらも印象深い
お寺でした。時間があるなら境内散策もおすすめです。
今日の穂数は恐らく一万歩にはならないと思いますが、帰りがあるのでここで帰路につきたいと思います。帰りは北鎌倉には次回行くので巨福呂坂(こぶくろざか)経由で八幡宮、
小町通経由で鎌倉駅まで歩きましょう。今鎌倉は色々な店がひしめき合っていますが、地元の人たちの店が殆どなくなって都会資本の所謂観光地値段になってきているのであまりお勧めできる店が無いのでお茶程度ならどこでも良いでしょう。できれば裏道にある店を選ぶのが良いと思います。鎌倉由来の店は若宮大路にある豊島屋、紅谷など数件でしかないので
時間があれば鎌倉彫の店をのぞいても面白いかもしれません。
大仏から大谷戸経由で寿福寺までで時間切れになりましたので、鎌倉駅西口から散策を始めます。
第二十五番 浄光明寺 千手観音 鎌倉駅西口から歩きますが、西口には旧鎌倉駅の時計塔があります。 昭和の初めから象徴的なスイスのどこやらの建屋をまねた当時はお洒落な
建造物で駅舎改修の折、記念物として残された貴重なものです。子供たちには三角公園として親しまれており、集合場所としては周知の場所です。
さて、突き当りの紀伊国屋を右折して扇が谷(おおぎがやつ)を直進し、前回の寿福寺を過ぎて踏切を渡ります。渡って突き当りを右折して少し行くと
浄光明寺です。山に囲まれた静かなお寺で前住職は高名な歴史学者で私の御成小学校の先輩でありました。ホッとするお寺でお参りをしましょう。
第二十六番 海蔵寺 十一面観音菩薩 元の道を戻り横須賀線のガードをくぐり直進します。途中葛原が岡に抜ける化粧坂(けはいざか)への道を曲がらず突き当りが海蔵寺です。
花の寺ともいわれ気持ちよく手入れされたお寺で谷戸の最奥なのでゆっくり鎌倉の寺を味わいましょう。この時期段々紅葉が綺麗になるので11月以降が良いと
思います。門前には底抜けの井戸(鎌倉十井)と十六井戸もあるので見学してみてください。
第二十七番 妙光院 聖観世音菩薩 建長寺の塔頭なので入山料がいります。海蔵寺から横須賀線のガードのところまで戻り左側に岩船地蔵がありますのでここを左折して七切通の
一つ亀ヶ谷切通を越えます。その名の通り亀でもひっくり返るという急な坂なのでゆっくり歩く方が良いでしょう。坂の入り口に昔香風園という料理屋があり
鎌倉文士のたまり場だったようですが、今はマンションになっていて残念ですが、トンネル状の入り口が特徴で面影が残っています。
坂を下って鎌倉街道に出て建長寺に入ります。ここは入山料と御朱印料で1000円以上かかります。山門に向かって右のほうにお寺があります。
第二十八番 建長寺 千手観音菩薩 鎌倉五山第一位の建長寺はさすが禅宗寺院の総本山(臨済宗)だけあって蘭渓道隆創建の大伽藍は圧倒されます。毎年11月3日前後にある
宝物の『風入れ』は鎌倉の風物詩で円覚寺のそれと双璧を為しています。今年はどうかわかりませんが、行かれる方はHPなどでチェックしてみてください。
法堂の天井絵は鎌倉在住だった小泉淳作さんの労作で圧倒される天井絵で如来様も拝観できるのでお勧めです。ここでは鎌倉の宗教団体が集まって3.11の
犠牲者を供養する大規模な法要が行われることでも有名です。因みに隣にある鎌倉学園は建長寺が運営する名門校です。
第二十九番 龍峰院 聖観世音菩薩 建長寺塔頭で本堂より左奥のこじんまりとしたお寺です。私が.行った時は晩秋で山門から庫裡までの庭がとても美しく、小さいながらも印象深い
お寺でした。時間があるなら境内散策もおすすめです。
今日の穂数は恐らく一万歩にはならないと思いますが、帰りがあるのでここで帰路につきたいと思います。帰りは北鎌倉には次回行くので巨福呂坂(こぶくろざか)経由で八幡宮、
小町通経由で鎌倉駅まで歩きましょう。今鎌倉は色々な店がひしめき合っていますが、地元の人たちの店が殆どなくなって都会資本の所謂観光地値段になってきているのであまりお勧めできる店が無いのでお茶程度ならどこでも良いでしょう。できれば裏道にある店を選ぶのが良いと思います。鎌倉由来の店は若宮大路にある豊島屋、紅谷など数件でしかないので
時間があれば鎌倉彫の店をのぞいても面白いかもしれません。