京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

園城寺(三井寺)

2021年02月17日 07時26分00秒 | 日記
 滋賀県大津市に広大な境内地を有する園城寺は天台寺門宗の総本山です。







本堂に付属する形で閼伽井屋があり、天智天皇、天武天皇、持統天皇の産湯に使われたと伝わり、この事から園城寺は通称「三井寺」と呼ばれています。





国宝の金堂です。
ご本尊は秘仏弥勒菩薩で天智天皇が信仰されていた仏様です。
現在の建物は秀吉公の正室北政所による再建です。(慶長4年1599)





「三井の晩鐘」として名高い鐘楼です。
日本三名鐘のひとつに数えられ古より「姿の平等院、銘の神護寺、音の三井寺」と呼ばれています。





霊鐘堂です。奈良時代の梵鐘で、中世の「山門両門の争い」を象徴する「弁慶の引き摺り鐘」伝説は名高いですね。





一切経蔵です。
室町時代の建築で山口県の国清寺にありましたが慶長7年(1602)に毛利輝元により移築・寄進された経蔵です。







園城寺で最も神聖な場所です。門を入ると徳川家康の寄進による三重塔、天台密教を伝承する灌頂院が並びます。

さらに奥には大師堂があり。国宝の智証大師円珍像が二躰、重要文化財の黄不動尊立像がお祀りされています。





毘沙門堂です。
境内の建物はほとんどがモノトーンの中、極彩色に彩られた毘沙門堂は目立つ存在です。

 







最後は観音堂です。
日本最古の巡礼の「西国三十三所観音霊場の第十四番札所です。
ご本尊は平安時代の秘仏如意輪観音さまです。

昨年は三十三年ごとのご開帳でお詣りさせて頂きました。





観月舞台です。

次に石山寺へと向かいます。