大阪府藤井寺市にある葛井寺は西国さんの札所としていつも多くの参拝者で賑わう寺院です。
寺名に因み境内には藤棚が数カ所あり4月には大きな房の藤の花が咲きますが、先月は自粛しました。
コロナの自粛で先月4月のご本尊ご開帳は無かったです。
しかし、この5月もコロナの影響は大きく参拝者は少ないです。
南門に当たる楼門は修復工事中です。
南門に当たる楼門は修復工事中です。
今日18日にお詣りに来たのは観音さまのご縁日であり、本堂に入堂出来る日なのです。
ご由緒については由緒書をご覧下さい。
下の写真は購入したA4版の写真からです。
なんと優美な観音さまでしょうか?
こちらのご本尊十一面千手千眼観世音菩薩坐像は国宝指定の仏さまで、実際に千本の手を持たれた観音さまです。
日本では奈良市にある唐招提寺と京都京田辺市にある寿宝寺の観音さま三躰のみ現存しています。
本堂の裏堂には解体修理の際の写真と説明の写真が展示されていましたが仏師の技量の高さが忍ばれます。
平成7年には本堂の大修復が行われ、屋根の葺替えと同時にご本尊のお厨子を耐火耐震の施された物にされました。
寺名に因み境内には藤棚が数カ所あり4月には大きな房の藤の花が咲きますが、先月は自粛しました。
本堂須弥壇のご本尊さまのお厨子右には聖観音立像が、また、左には地蔵菩薩立像がお詣りされています。
次にすぐ近くにある道明寺へと向かいます。
こちらにも素晴らしいお姿の十一面観音立像さま(国宝)が、おられます。
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