楠木正成は永仁2年(1294)に、ここ水分山ノ井で誕生したと言われています。
平成2年から3年にかけて隣りに建設予定の「くすのきホール」に伴う発掘調査が行われました。
その結果、二重の堀に囲まれた中世の城館跡が確認されています。
最初の写真は明治8年に大久保利通が行った楠公遺跡巡りの際に建立顕彰した碑が建っています。
碑の銘は幕末の剣豪のひとり桃井春蔵の筆によるものです。
毎年、4月25日には「楠公祭」が行われます。
生誕地のすぐ横には郷土資料館がありますが、生憎、コロナの影響で閉まっていました。
資料を頂き次に「楠公産湯の井戸」へ。
生誕地の碑がある場所から道路を挟んで向かい側の畑の中にあります。
今も水が湧き出していて、この水を沸かし産湯に使ったと伝えられています。
次に延喜式にも載る建水分(たけみくまり)神社へと向かいます。
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