油屋種吉の独り言

日記や随筆をのせます。

暑中お見舞い申し上げます。

2021-08-06 00:08:03 | 日記
 毎日とっても暑いですね。
 最高気温が人の体温より高く、ひょっと
して、四十度にせまろうかというようなあ
りさま。

 ブロ友のみなさんにおかれましては、い
かがお過ごしでしょう。

 この夏、災難はそれだけではすみません
でした。
 オリンピックが開催されている東京では
新型コロナウイルス感染者が八月五日現在、
五千人余りとなり、このぶんでは近いうち
に一日の感染者が一万人にもなるらしい。

 初めて新型コロナウイルスが確認された
のは中国、武漢市。

 市内のある研究所で、新型ウイルスが流
出したらしい。
 その時はあくまでも、らしい。

 しかし職員がこうもりに腕をかまれた写
真が後になって、公開。
 けものから人へ。
 ウイルスが乗り移った瞬間だった。

 我が国へは、豪華客船が横浜港へ接岸。
 船内で次々に新型ウイルス感染者が出た。
 このとき政府は、しっかりと、水際対策
を講じた。

 しかし、この後、欧州で足止めされてい
た日本人が次々に飛行機で帰国。
 この際は水際対策がうまく機能しなかっ
たようだ。

 とにかく、新しいコロナウイルスだけに
誰一人、免疫を持ってはおらず。次々に感
染、現在に至っている。

 七月、オリンピック開催と相まって、世
界中から選手や付き添いの方々が参集。
 国内でも、人の流れが加速。
 東京はまるで変異株のオンパレードの事
態に追い込まれてしまった。

 ウイルスは人の体内に入り、自らを増や
していく。コピーするわけである。
 その際、少しずつ、取り違えたり、ミス
したりをくり返す。

 それらが変異株と呼ばれるもので、以前
のウイルスより強かったりで、感染者が重
症化する割合が高い。

 わたしたちの日常的な態度は前と変わら
ず、三密の回避、マスクの常時携帯、それ
に外出後の石鹸での手洗い。

 加えて、ワクチン接種も免疫をつくる一
つの手立てらしいが、決して万能というわ
けにはいかない。

 八百人近い人々が接種後亡くなっている
事態に、目をつむるわけにはいかない。

 1920年代のスペイン風邪以来、ほぼ一世
紀ぶりの感染症の世界的大流行。

 そのたけだけしいまでの力が、幼児から
若者たちのみずみずしい粘膜に入りこんで
いる。
 ありとあらゆるところで、ひどい炎症を
起こしている。

 今は、夏休み。お盆の季節でもある。
 寄り集まって、旧交をあたためたいとこ
ろだが、そこを虎視眈々と新型ウイルスが
ねらっている。

 くわばらくわばらである。
 何をするにも時がある。
 それを時熟と表現した人がいた。
 今は、耐えに耐えるしかないのである。
  
 わたしはこのように今の事態をとらえて
いるが、みなさまはいかが?
 異論があれば、どしどし、ご意見をお寄
せください。 
 
 
 
 
コメント (1)
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