雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

止めるということ

2007年10月18日 | 卓球
 ワンちゃんトレーナー娘が7時にやって来て、マンツーマンの練習を休憩無しで2時間。
 本当なら多球練習をしたいところだが、塾生ではないので彼女の希望に合わせて1球練習をした。

 3球目の練習を始めたら、ドライブを掛けたあと必ずラケットを止めるのである、ボールはちっとも来ない。
 しばらく黙っていたのだけれど、あまりにボールが走らないのでアドバイスをした。

 「ラケットを止めるということは、ラケットを止められるだけのスピードでしか振っていないということなんだよ。車に例えれば、20キロのスピードで走っていれば急ブレーキを掛ければ止まれるだろうけど、60キロで走っていたら急ブレーキを掛けても直ぐには止まれないだろ。」

 「なるほど」と彼女。

 その後のボールは言わずもがな。

 大学まで卓球をやっていてこれだものなぁ、子供達から思考力を奪ってしまっている指導が多いんじゃないだろうか・・・