購入後7年目のエアコンから水滴がポタポタ落ちるようになったので、中を見てみました。
品名:パナソニック CS225-CF

ネジを外してカバー取り外し。

勿論コンセントは外しておきます。私は小さい頃から分解が好きで、小2か3の頃電動鉛筆削りを分解しようと思い立ち、(まずは電源切らにゃ)と子供ながらに考えたのは偉かったのですが、なぜかコンセントを差したまま総スチール製絶縁グリップ無しのデッカイ裁縫用のハサミで電源コードを途中でブッタ切ってしまい、途端に「バチバチ!」っと大きな音を立てて火花どころか一瞬炎が上がり感電して魂消ました。

カバーを外す作業の途中から水がボタボタ落ちて来ましたが、ドレンパンに大量の水が溜まっていました。これが溢れたんでしょう。ある程度溜まっているのは普通?
最下段のアルミフィンが全体的にヒン曲がってますが良いんでしょうか?

本来であればこの右端の水出口から出た水が

ドレンパン上を流れて、

反対側の排水口からドレンパイプに流れて、室外へ排水される構造。

排水されない原因としてはネットや動画を色々見ると
1)エアコン内部の汚れ
2)ドレンパイプの詰まり
3)施工不良
4)製品の不具合
らしい。しかしウチのは今年夏前に購入後初めて業者に頼んでクリーニングしてもらったので1)は無し。3)や4)も今回以前は問題無かったので可能性は低い。残るは2)のドレンパイプの詰まりなので、ベランダに排水しているドレンパイプの出口から、通販生活限定のマキタターボ掃除機で吸い込んでみました(ドレンパンは元の水平に戻し、出口に掃除機アタッチメント先端を突っ込んで空気が漏れないよう手で握る)。

しかし水はほとんど吸い込んでないみたい。ゴミも大して吸い込んだ様子は無し(ゴミだらけの古いフィルターのまま使ってしまったので効果が不明、新品フィルターに変えておくべきでした)。
再度ドレンパンを見るとやはりまだ大量に溜まっている。

仕方ないので無理矢理エアコンの右端を大分上に傾け、ようやくほとんど全部排水されました。
が、見ていて気になったのがこのドレンパイプの取り回し。

なんか怪しい、痛々しい。内部からのドレンパイプの無言の訴えを感じる。ここが潰れて直径が小さくなっているのでは?
断熱材を切開して見てみました。

いや、問題無いようです。
さらに、なんだか室内機の右側が低くなっているように見える。

しかしこれも左右の高さを測ってみると同じでした。


結局根本原因が分かりませんが、水漏れは止まったので直ったのかも。数時間運転しただけなのでまったくアテになりませんが。
作業時間:1.5時間
参考に視聴した動画
1)パナソニックの説明だったので大変参考になりました。
2)エアコン一般において参考になります。
こんな有用な情報が簡単に得られるんですから便利な世の中ですが、電気屋さんは顧客が減って困るなんてことは?
電気屋さん呼んだら多分数千円はかかるでしょう。私は一応工業高校電気科で電気工事士免許取りましたが、そんなもの無くてもやる気さえあれば誰でもできる作業です。
家電製品の故障は意外と単純な原因が多いと思います。