暦の上では1年の折り返し点ですが、教師生活が長かった私には昔風に言えば一学期終了
前、ヤット三分の一地点に到着と言った感覚です。
さて、日課のウオーキングを始める5時、日差しはすでに真夏を思わせる強さです。
この時期に会える花の中に「一日花」と呼ばれる花が数種あり、楽しみに歩を進めています。
まず「夏椿」沙羅双樹です。(お釈迦様が入定されたときに一斉に咲いたといわれるインドの
沙羅双樹とは別種) 雨に濡れた白い花びらや苔の上に落ちた花がらの写真を撮りたくて
機会をうかがってたところ先週末の未明に弱い雨が降ったので、「東林院」へ出かけました。
土曜日の午前中でしたがご覧のように多くの鑑賞客でにぎわい、抹茶・茶菓1600円
をゆっくりいただくこともできない混雑ぶり。
雨もすっかり上がり、苦労して雨露に濡れた花を探してコンデジで写した私としては
ベストショットが上の写真です。(笑わないでください)
一日花ですがつぼみを多くつけているので次から次へと咲き続けます。
当院のパンフに「朝に咲き夕には散りゆく”一日花”の姿が、人の世の常ならぬことをよ
く象徴しています」と。また、「沙羅の花は一日だけの生命を悲しんでいるのではなく、
与えられた一日だけの生命を精いっぱい咲きつくしています」とも。
もう一つの一日花?は「木槿(ムクゲ)」です。
?印をつけたのは白楽天の詩の「誤訳」が原因で「一日花」と印象つけられたが、実際は
朝花が開き夕方にはすぼみ、また翌朝に開き2~3日後に落下するという、一日よりは少し
寿命が長い花だから。
この木槿は公園・寺社・家の庭等どこでも見かける夏の花で、茶の湯をたしなまれる方は
「夏の茶木」として、そしてお隣の大韓民国の「国花」であることでよく知られています。
一重咲きの薄赤色・薄紫色・白色、それに八重咲と品種改良されてよく目につきます。
荒れ地を苦にせず逆境の中でたくましく生育するさま、次から次へと花を途切れること
なく咲かせ続けるところから「国の繁栄を意味する花として国花になっている」のです。
上の白一重咲きで中心が赤い底紅種がポピュラーですが、千利休の孫千宗旦が好んだ
事から「宗旦木槿」とも呼ばれてるとか。
今日は7月2日、京都では6月の降雨量が観測史上最少らしい。一日も早く梅雨らしい
雨降りを願うのは不謹慎でしょうか。早朝傘さしながら、雨に濡れた草花や元気に登校
する児童の様子を撮りたいと願っている間もなく78歳になる老人です。
最後に、花ではないが77歳の6人仲間と一か月ぶりの再開、会食したときの写真を添付。
と
元気そうで良かったです
最近の私は手話通訳の資格を取ろうとしています
今日本語…ちゃんと文章が書けないので苦戦しています
子供たちに背中を押され頑張ります
もうすぐ夏休み
仕事の休みの日に大和郡山に散歩しに行こうと思います
金魚の町ですよね
又のぞきに来ますね