歌舞伎座の帰りがけ、鯉匠(長男)の恩師が我が家に寄ってくださいました。私は初対面でしたが、古典芸能に精通してらっしゃる事と、いつも鯉匠の話題に出てくるので、旧知の方のようで楽しい一時でした。先生は、写真ではなく、三味線に触れて、装束を着てみて、とそういう事がたいせつと思って活動してらっしゃるそうです。その通り!私の大学時代の部活の大先輩小山観翁さん(歌舞伎キャスターとしてイヤホンガイドを作り、NHKの劇場中継では解説をしてらっしゃいます)も「演じて知ろう歌舞伎の美」をモットウに実際に舞台でやってみることでより深く理解し良い観客になろうとの目的で国劇部を創立なさいました。私もそう思います、評論だけしていてもダメ!まずやってみなければ、芸の深さ真髄は解りません。上手くできる、できないはいいのです。日本舞踊や邦楽をやってみる事で鑑賞する事も本当に楽しめると思います。just try it!
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