小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

もしもしラーメン

2010年02月02日 | 社会
 あまり旅先の事でプライベートな事を紹介することはありませんが、今日は特別に書いてみたいと思いました。

 昨日から佐賀県玄海町と武雄市にお邪魔しています。玄海町では、これからの電力需要と地球環境の保全などを総合的に研究(勉強)する目的で、原子力発電施設を視察しました。

 日本が唯一の被爆国であることから、原子力開発や利用について、抵抗のある国民が多い事は良く知られていますが、それはそれとして、玄海町に立地している原子力発電施設では、既に九州管内の30%の電力を供給しており、これに、薩摩川内市に立地している原子力発電施設(これから3号機を建設予定を含め)を加えると、40%を賄う予定であるとのことでした。

 一度説明を伺ってみたいと考えていましたが、電源開発には原子力発電と、風力、地熱、水力、太陽光など自然エネルギーによるものの他、火力やLNGなどが実施しされていますが、原子力発電のようには安定的供給が難しいようです。

 また、地球環境への負荷も他に比べて極めて有力だし、発電コストからみても、巨額な設備投資が必要なわりには、原子力発電はコストが低いことも説明にありました。問題は、安全性をどのように確保するかということです。

 約二時間に亘る説明と施設見学の中で、世界各国で原子力発電が長年実施されている件数や規模、施設数でみれば、これまでの事故はごく少数であることや、管理瑕疵による人為的な事故が多いということも見ることができました。

 もっと詳しい事は、別の機会にできればと思いますが、以前から一度は視察しておきたいと考えてきたことから、今回、武雄市の視察に抱き合わせで施設見学を含めて実現できたので良かったと思います。

 ところで、玄海町を後にして昨日は武雄市内に宿泊しました。今回は同僚議員三人で視察に来ていますが、この三人で夕食をとる処を探していましたところ、ありました、「もしもしラーメン」。武雄市内のJA会館前の「餃子会館」の中にありました。

 もともとラーメン好きな私でしたが、この餃子会館の前を通りかかって、自然に店の中に入っていました。地元でも評判のラーメンらしく、「もしもしラーメン」の命名は、ラーメン店開業の場所が、電話局の隣だったから「もしもしラーメン」(トンコツスープ)にしたということで、私にとりまして、実に奇遇な出会いでした。

 また、この店での餃子も実にうまい。一度食してみてほしいと率直に思いました。けっこう有名人も来店されていました。色紙にいろんな人がサインしてあり、店内の壁にずいぶん貼られていました。

 ラーメンは大好物ですが、このところ太り気味でしたので極力避けてきたわけです。昨日の夜は、おいしそうな匂いに魅かれてついつい「復活」してしまいました。でも、ご当地自慢の食べ物(たかだかラーメン)ですが、されどラーメンですね。美味しかったです。

 二日目(今日帰ります)は、武雄市役所にこれから行きますが、会派の研究課題でもある、広聴広報機能を更に高めるため、先進的取り組みについて視察・調査することとしています。

 視察先のしかもプライベートな事を書くことはありませんでしたが、今回は特別に書いてみました。もし、武雄市に赴く事がありましたら、一度試してみては如何でしょうか。食べ物の好き嫌いはそれぞれあると思いますが、お気に入りの方は是非どうぞ。