ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

足を甘く見てはいけない!

2006-05-17 21:21:54 | Weblog
生きている間に、どれほどの事を知るのでしょう?
なんて、フト思ってしまうほどの、体感、体験をしちゃったのよ。
ああ、私って、本当に、知らないことばっかりだわって。

我が中国語の先生の他のお仕事、『中国式足部反射区治療』による健康維持。

月~木までの午前中は、ラジオの前で、朝っぱらからかなり難しい顔をして
て、今のところほかのものを入れる余裕はないので、先生考案の、月1回の
お料理教室も、ちょっと無理だわ~で、それは辞めたの、1回の見学料理で。
午前中に入る事は、そそられることでも、物理的に無理なので無視することに。
まぁ、ラジオより魅力的なことなら、考えるけれどね。
でなきゃ、ひたすらラジオの前。済むと、マリリンとお散歩。忙しいのよ。
そういえば家事もあったわねハハハ・・・・・。

そんな中、中国語のレッスンの後に、誘われてね。
その治療は、私っていうより、誰かのお役に立てるんじゃないかって、前から
考えてはいたのよね。年取ると、あっちこっち部品もくたびれるじゃない?
病院へ行くほどのこともないけど、不快、不調って、これから、いかに丈夫な
セニョール・ダンにしても出てくると思うのよ。そんな時に、女房の私が何か
しらしてあげられたら、いいでしょう?

2回の開頭手術、その後の後遺症との人知れずの闘い。
サロン化した病院で、病気自慢する年寄り達。国の健康保険制度破綻がしのび
よる少子化。ストレス、アレルギーによる体調不良の増加。直接的には関係の
ない事だらけなんだけど、医療費負担増に、怒る国民。
な~んか、心が不健康なのよね。
ここでも、時々怒る(いかる)けど、なんで、そう卑しくさもしい国民になっ
ちゃったの?
貰うことばっかり考えてる、卑しい人たち。権利の主張を臆面もなくする恥ずべき
人々。保険料払ったのだから、使わなきゃ損!式の貧しい脳みそ。
病院へ行かなくても済むように、日々、努力したの?
しちゃあいないのよね。お医者さんが、薬が、治してくれるはず、否 べき!って。
バカァ言っちゃいけない。
持ち主がちゃんと管理しなきゃ! あなた、薬は毒なのよ!飲まない方がいいに
決まってるのよ。それを、こ~んなにお薬飲んでるのよ、って自慢。

死ぬのよ、生物は。
良く生きて(これが一番難しいけれど)、潔く死ぬ。葬式なんかいらない。
生物が最小限度の物質に分解するだけのことで、誰かが死んで、そこにお金のやり
取りなんかが派生することはいやらしい。そして、お返し?お~~~ヤダヤダ。

日本では、昔から「病は気から」って。
中国では、昔から「病は足から」なのですって。
先生が、時々上海にお帰りになって、お勉強をしてらっしゃるのだけど、先生の
先生は、はだしで診療を受けに来る人を見て、
「必ず、また具合が悪くなって来るよ」
って、おっしゃるそうよ。日本でも「頭寒足熱」って、昔から言われて来てるのに、
はだしで、生活してますって、人が増えているのも確かね。それには、先生が
おっしゃるには、「土の上。もしくは畳なら悪くはないかも」って。そういえば、
グアテマラで知り合ったマヤ婆ははだしで土の上をスタスタ歩いて、
「大丈夫?」
って聞いたら、
「大地から気を貰ってる」
って、ケラケラ笑ってたものよ。
はだしで土の上を歩くのがいいらしいのは、昔から聞いてたわね。

そして、今日、10時からのその講習会へ出かけたのよ。
唐の時代には、なんて話も出て、ン?面白そう。纏足(てんそく)してたからね
え、女達は。全員じゃあないわよ。見目麗しい女を囲い者にして、逃げ出さない
ように、小さい足の時に、小さな靴に押し込んでぐるぐる巻き、育たないように。
体とは不釣合いな小さな足。
そんな時代も経て、中国って言ったら、『ツボ』って思うじゃない?それの歴史
は、遠い遠い時代。ツボは点。私が聞いたツボの数は365って、かなり前に、
そう、あまり肩こりがひどくて、友人が鍼がいいって、紹介してもらったの。
そして、鍼を打ってもらったときに知ったのかも。
その結果は、
「あなたの身体は鍼は効きません」
だったのだけど。なんの変化もない結果だったのよ。だからって、特別がっかり
もしなかったわ。だって、体質って色々だと思ったのですもの。
「ああ、そうなんですか」
で、おしまいよ。

それで、先生の説明。ツボは点ですが、反射区はゾーン・区域ですって。
時々、足の裏の図に部分色分けしてあるものを見かけるじゃない?
5本指靴下の考案者が、かなり苦労したって話に登場してた記憶があるわ。アレ
みたいな図。ボードに貼って、説明。足の裏は、指先からかかとまでが、頭から
お尻までの反射区になってるのよ。
中国だけじゃなく、イギリス式・アメリカ式・台湾式等もあって、それぞれ
日本でも広めてるらしいけれど(アメリカ式は、あまり有名じゃないから見たこ
とないって)、そんなことはこれっぽっちも知らなかった私よ。

ね?知らないことばかりなのよ。
中国=ツボ。こんなものでしかない頭よ。
それで、各自、右膝に左足を乗せて、これがスタート。左からですって。
ちょっとお行儀が悪いけれど、治療ですから、ここはご免なすって、よ。
副腎・腎臓・尿道・膀胱に至る線と面。先生が、一人ずつの足の裏のその部分を
ぎゅっと押してなぞって、進む。
「イタッ!ン?気持ちいい~~~!」
10分ぐらいしたら、お隣の方へ
「少し暑くなってきました?温度が上がってきたみたいですね」
「違うよ。足やったから」
って、すぐ先生がおっしゃる。
「ええ~っ、そんなに早く効果があるの?本当に今の足のそれのせい?」
「そうよ。中国のものはなんでも遅い、そんなことないよ」って。
そういえば、ご主人もお嬢ちゃんも、先生のそれで急性のものでも治してらっ
しゃるって、お聞きしたことがあったけれど、自分が体験してみなきゃ、わか
らないなんて、『賢者は歴史で学び、愚者は体験で学ぶ』って、まさにそれよ。
愚者は体験で知る、って事で、まだ学んでなんて言えないわ。おこがましくて。

好転反応は、かなりきつく出る人もいますって。
施してはいけない人、状況などもあって、その説明も充分に。
微熱が出る、眠くなる、尿の色が濃くなる・臭い、疲労感を感じる等など。
あっても、2~3日。長くても数日で、自然消滅との事。
頭のどこかで、「そんなあ?」って、あったわね、確かに。足の裏の刺激く
らいで?って。
新しいことって、経験と知識が拒否するものがあるのは否めないでしょう?
それよ、正直言って。どこか、馬鹿にしている、信じられない、ひとごと。
今日のところは、数分もあるかないかの施療だったし、
「そうなの?ふ~~ん」程度の感想。

そして、3時間後くらいに、私の場合は猛烈な睡魔。逆らわずに1時間ほどぐっ
すり眠りました。尾篭な話だけど、トイレもあたふたと。施療後、ぬるま湯をコ
ップ2杯ほど飲みます。それが毒出ししますって。回数も増えるかもって、おっ
しゃってらしたけど、まさにその通り。少なからず驚いてる今日なのです。

足首から下の樹脂製の足模型があるのだけど、あの人体模型って、ちょっとギョッ!
道路に軍手など落ちてても、ギョッとすることがあるもの。少し不気味。
間違っても人体展などには行けない私。
あの展示を見て、お医者さんになろうって思って、今じゃ、インターン中の、知
り合いの弟さん。
ケイコサンもご覧になったって。彼女のお嬢さんも。ええ、お嬢さんはクリエーター
ですから、そこから何か刺激されたのでしょう。
でも、私はダメ!  人それぞれです。

その足模型には、反射区が全て書き込まれてあるので、お勉強には必需品だと思うわ。
けれども、慌てては買わなかったし、まずは雲形定規をぐっと細くしたような施療具
の木片は、次回にでも買いましょう。いつも携帯して、具合が悪くなった器官の反射
区をそれで刺激。応急処置にも効力発揮って。
サッカーの選手(高原)が、エコノミー症候群で、選抜からもれて、涙をのんだこと
があったわね(今回はめでたく選ばれたけれど)。
私は、長時間の飛行機だと、かなり意識的に足を動かしたりしてるわ。なので、この
小さな木片を携帯して、反射区を覚えれば、チョチョイノチョイで、クリアできるな
んて、教えてあげたいわねえ。

病後の体験から、私自身にとっての健康法は「病は気から」と実感なので、ことご
とく、不調は無視!積極的無視!を最良の治療としているのだけど、人には、少し
でもラクになる手助けはしてあげたいじゃない? そのための方法として、今回の
健康法にめぐり会えたのは、何よりって思った次第よ。
決してオールマイティじゃあないけれど、かなり強烈な助っ人であることだって。
いつか、先生にくっついて、上海のその学校?へ行けたらなんて思ったりしてね。
我想去上海。・・・私は上海へ行きたいって。
腰痛?膝が痛い?アレルギー?鬱?ETC  任せなさい!に。なりますように
                           再見。