ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

夜中に・・・痛!

2008-08-17 10:31:46 | Weblog
それは、寝入りばなのことでした。

ン?・・ン?・・・何?・・・ウッ・・・もしかして?・・痛っ!
 ああ、食生活だわ・・・痛い!・・苦しい!・・・ウウウウッ痛い!

チラッと隣のセニョール・ダンを見ようとする私に、
 ダメ! 彼には関係ないことよ!って。

・・痛っ!痛たたたたた・・・苦し~~~い・・痛い!痛い!痛い!  
ここで、彼を起こして病院へ連れて行ってもらう?・・・イヤ!
さあ、腹式呼吸よ。そう、いーちにーさーんしーごーろーくで吸って・
ゆっくり吐き出すのよ。
 でも、苦しい。痛い。

北京に行くんじゃなかった?ポリーチャンにも会いたいんじゃなかった?
さあ、いつものように、・・・ウッ・・痛!・・・苦・し・い・・・
誰が、許可したのよ!何やってるの!これは嘘なのよ。こんなことで私を
裏切るって?・・・いいえ、私は私を裏切るなんて出来ない、してはいけない!
痛~い・・・とっととどこかへ行っちゃって!私は・・信じてるのよ~~~!
当分お肉は食べないようにしよう・・・
ベジタリアンなんかにはならないけれど・・・・・
朦朧とした中で、そんなことを思っていました。
ともすれば崩れ落ちそうな(他者への依存)、痛みの中の自分自身を鼓舞し
続けました。
絶対に、私は私を守る。信じきる。それが自分への愛だって。自分をいとおし
む事だって。そうなのよ、こんなことで・・・大丈夫よ。こんなに信頼してる
のだから。
肋骨からみぞおち辺りを、もの凄い力で鷲掴みされたような激痛。息もまま
ならず。
そうです、心筋梗塞の発作です。今年3回目。1月に2回。

薬を投与されて、自助回復力は低下、・・・何よりも他者へ自分を委ねる
失礼を自分へ与えることに。・・・それは自分への裏切りです。信じきってな
いってことですから。私は自分の可能性を、使わないでいる未開拓の脳の各
分野を、総動員させたいのです。過去の人がなんと言おうと、私の人生は私が
決めるのです。それは孤独でもあるのですが、なんと崇高な戦いを私はしてい
るのだろうって思うのです。競争という文字はありません私の辞書の中には。
けれども、可能性という言葉に挑戦する自分を私はほくそえみながら眺めるの
です。ですから、大きな捻挫、そこから引き起こされた膝痛だって、医者に
かかるなんて事はしませんでした。失礼です自分自身に。ええ、元通りにな
っています。ストレッチは思いつくままにしていますが、何もむきになんか
なっていません。しなやかな身体でいたいだけのことです。

誇り高き人間は、人との比較なんてしません。それは自分への冒涜だってこと
を知っていますから。対峙するのは自分自身だけって事を知っていますから。
自己愛(ナルシズム)とも違います。もっと突き放しています。その上で
自分の可能性を信じているのです。・・・って、私は思います。その中の1人
であることは確かです、私も。

一夜開けて、私は深呼吸できる自分に、感慨深いものを感じました。
ありがとう、私!です。信じるって、期限も程度もありません。もちろん
条件なんかありません。ただ、ただ、出来る!大丈夫!あなたは凄い!って、
信じるだけで、人は凄い力を発揮できるのです。

今朝は、又一つ峠を越えた自分に(過去2回もクリア)、この小さな目が見開
かされた思いでした。やるじゃない!
な~んにも難しいことはしません。いつものように、ただ自分の力を信じ続け
ただけのことです。

ちょっと、素敵な、でも、ゾクッとするお話でしたでしょう?
今朝は、立秋のあとの涼しい風が窓から入ってきています。律儀な季節の
贈り物です。ありがとう、ちょっと息がつけそうです。