「お久し振り~~」(合)
「ハイ。ピクルス、缶詰パン、ランチョンマット5枚そしてパプリカの苗。
お荷物だけど、それぞれに曰くありの品なのよ。ピクルスはお約束ね。缶
詰パンは、特許を取っている万一用パン。美味しいわよう。ランチョンマ
ットはプレゼント用に、花屋をやってる頃大量買付けしていたもので、
そうだこれもってね。
パプリカは、去年の種からの苗よ。今年も、これはって思うお野菜の種は袋に
入れて来年用に保存よ。ホラッ小さな蕾はピーマンじゃないでしょ?ころっと
まあるい形のパプリカでしょ?」
「あら~ホント。可愛いわねぇ」
「色づくまでかなり日数がかかるのよ。だからかしら?パプリカって高いのよ
ね。癖もなく、彩りはいいし、是非作りたい一品って思うのよ。アッ、綿の実
はまだ、小さいから、大きくなってはじけたら上げるわね。白い綿の中に種が
入っているのよ。その内に次々に収穫して、種は毎年蒔いて、いずれお望みの
コットン・フィールドでも作るのは夢じゃない!って」
って、説明付き紙袋を彼女の手に。
ご両親(実父&義母)の話。お子さんの話。
「同じスペイン語を話す人々でも、なんとなくスペイン人と中南米人には大き
な違いを感じるけど、あなたはどうお?」
って、私。
「そうねえ、なんか違うわね」
「そう、違って当たり前だけど、征服者と被征服者の違いかしらね?だから、
無理して訳すみたいな VOSOTROS:君達・お前達みたいな、あの人称は中南米で
は言わないって言うじゃない。常にUSTEDES:あなた様方って征服者に言わされ
て来た彼等なのよ。だから、な~んかその悲しさを感じるわね。
「横浜・スペイン協会」で、初めて習うスペイン人によるスペイン語に、彼女
もグンと上のクラスに通うことになって、そこで感じるスペイン人先生から
受ける印象と、今まで関ってきた中南米人達との違いの話です。
彼女が大学生20才の時のバスでヨーロッパ一周旅行の思い出は捨てがたいって。
その後、ご主人のお仕事の関係で10年近く住んだ南米は3ヶ国。
その彼女の夢は、世界一周旅行ですって。お嬢ちゃんが高校卒業したら、GO!
「英語とスペイン語がお出来になるのですもの。問題は何もないわね。私の度胸
&毅然だけの旅と違って」
「2人で行けたら面白いわね~」
「あと2年半は無理でしょう、お嬢さんが卒業するまで。ところで、パスポート
書き換えって、謄本か抄本って要るんだったっけ?」
「エッどこか行くの?イギリス?」
「ううん、前からず~っと招かれていた中国、北京へ行こうと思ってね。去年、
イギリスへ行った時、帰国したらすぐ書き換えしなくっちゃって思ってたのに、
忘れててね。ああやっぱり要るのね。ありがとう。
住民票は要らない横浜市民ね。住記ネットありだから。なんせ、10年も経っ
たら、前はどうだったかしらよ。又写真添付。
おぞましいわよ、10年毎のパスポート写真て。最近は特に、自分の顔を見た
くないのよねぇ。でも、まあ取り敢えず10年で作るわ」
「私、エジプトへ行ってピラミッドを見たいのよ」
って、彼女は。
「ちょっと、遠慮したい所よ、砂漠は。だって、乾燥地帯じゃない?生きなが
ら乾燥ミイラになりそうですもの」
「アフリカ北部も惹かれるわねえ」
「モロッコとか、アルジェリアとか?私の友人が、ヨーロッパへはよくお出掛
けなのよ。その彼女が、はまってしまったって。アラビア語をお勉強しだした
りなんて」
世界旅行の話に盛り上がって。
そこへ、
メール受信音。
「アラ、アナさんからだわ。見て見て」
彼女もアナさんへ日本語を教えてあげてもいいって、面接済みの間柄。
「これに返事していい?」
「いいわよ。彼女はビックリするでしょうねえ。なんであなたが返信してくる
のかしらって」
アナさんへ、私が出来ない学校のことなどの資料をあげるわねって。
アナさんは2人の専属日本語教師持ちよ。
私・漢字教師(笑)は、いつまでもカナばかりのメールはダメよって言って
あります。間違っても挑戦しなさいって。
夜、改めて送られてきたメールは、形容詞も入れた漢字入り文章で、私の役目
もそう長くはないかも知れないって思う、日本語文でした。 Muy bien !
宝くじの話から、スイス銀行へ。
私 :「ケイマン諸島だったっけ?ホラ、税金はかからない、世界中のお金持ち
が企業も個人も預金してるって」
彼女:「最近どこかで聞いたような気がするわ」
話はグローバル。こうこなくっちゃ!卑近な話ばっかりってつまんない!
私 :「どうせなら、世界旅行で、各都市の銀行へ口座を開くってのはどう?」
彼女:「いいわねえ!」
私 :「やっぱりルピーを蓋が閉まらないほど欲しいんだけど、国外持ち出しっ
て出来ないらしいわね」
彼女:「なんでルピーなの?」
私 :「なんでかなあ。宝石のルビーじゃなくね。去年くらいからそう思い込
んでるのよ。それからルーブルも。北京に行ったら中国に口座を開い
てくるつもりなのよ。な~~んてことない、これから世界をリードす
るかも知れない国の貨幣ってことじゃないねえ。日々は感謝して暮ら
していて、な~んにも不足不平はないのよ。だから、だからって可笑
しい?でも、だからトランクいっぱいのルビーが欲しいのよ」
って、相変わらずの脈絡のない私の話。ド・デカ~~~イ話よ。硬貨は換金でき
ない外国のお金です。引き出しに眠っている硬貨は、ユニセフへ寄付が出来ます。
でも、訪れた国に口座を持つって、考えたこともないでしょう?
また、来られますように!って思いを込めて、口座を開くなんてカッコいい!
って、私目は思うのです。大体が人と同じ事なんて極力したくない女ですから、
スコットランドに今は住むポリーチャンへ会いに行きます(と思っています)。
その時も、未だユーロへ移行しないポンドのイギリスですので、ポンドで口座を
開くわ。エッ幾らぐらい?ああた、それが下品と言うことですよ。聞かぬが華!
因みに「的」を若者(バカモノ)達が粋がって遣ってるけれど、あ~~あ、
あれは「~の」の意味ですよ。発音は「ダとドの中間」。日本語の意味ではない
のよ。「中国的~」は、「中国の~」です。「我的~」=「私の~」
時代は「流れ者とばか者がつくる」って、本当に、しかり名言!です。ハハハ・・
「ハイ。ピクルス、缶詰パン、ランチョンマット5枚そしてパプリカの苗。
お荷物だけど、それぞれに曰くありの品なのよ。ピクルスはお約束ね。缶
詰パンは、特許を取っている万一用パン。美味しいわよう。ランチョンマ
ットはプレゼント用に、花屋をやってる頃大量買付けしていたもので、
そうだこれもってね。
パプリカは、去年の種からの苗よ。今年も、これはって思うお野菜の種は袋に
入れて来年用に保存よ。ホラッ小さな蕾はピーマンじゃないでしょ?ころっと
まあるい形のパプリカでしょ?」
「あら~ホント。可愛いわねぇ」
「色づくまでかなり日数がかかるのよ。だからかしら?パプリカって高いのよ
ね。癖もなく、彩りはいいし、是非作りたい一品って思うのよ。アッ、綿の実
はまだ、小さいから、大きくなってはじけたら上げるわね。白い綿の中に種が
入っているのよ。その内に次々に収穫して、種は毎年蒔いて、いずれお望みの
コットン・フィールドでも作るのは夢じゃない!って」
って、説明付き紙袋を彼女の手に。
ご両親(実父&義母)の話。お子さんの話。
「同じスペイン語を話す人々でも、なんとなくスペイン人と中南米人には大き
な違いを感じるけど、あなたはどうお?」
って、私。
「そうねえ、なんか違うわね」
「そう、違って当たり前だけど、征服者と被征服者の違いかしらね?だから、
無理して訳すみたいな VOSOTROS:君達・お前達みたいな、あの人称は中南米で
は言わないって言うじゃない。常にUSTEDES:あなた様方って征服者に言わされ
て来た彼等なのよ。だから、な~んかその悲しさを感じるわね。
「横浜・スペイン協会」で、初めて習うスペイン人によるスペイン語に、彼女
もグンと上のクラスに通うことになって、そこで感じるスペイン人先生から
受ける印象と、今まで関ってきた中南米人達との違いの話です。
彼女が大学生20才の時のバスでヨーロッパ一周旅行の思い出は捨てがたいって。
その後、ご主人のお仕事の関係で10年近く住んだ南米は3ヶ国。
その彼女の夢は、世界一周旅行ですって。お嬢ちゃんが高校卒業したら、GO!
「英語とスペイン語がお出来になるのですもの。問題は何もないわね。私の度胸
&毅然だけの旅と違って」
「2人で行けたら面白いわね~」
「あと2年半は無理でしょう、お嬢さんが卒業するまで。ところで、パスポート
書き換えって、謄本か抄本って要るんだったっけ?」
「エッどこか行くの?イギリス?」
「ううん、前からず~っと招かれていた中国、北京へ行こうと思ってね。去年、
イギリスへ行った時、帰国したらすぐ書き換えしなくっちゃって思ってたのに、
忘れててね。ああやっぱり要るのね。ありがとう。
住民票は要らない横浜市民ね。住記ネットありだから。なんせ、10年も経っ
たら、前はどうだったかしらよ。又写真添付。
おぞましいわよ、10年毎のパスポート写真て。最近は特に、自分の顔を見た
くないのよねぇ。でも、まあ取り敢えず10年で作るわ」
「私、エジプトへ行ってピラミッドを見たいのよ」
って、彼女は。
「ちょっと、遠慮したい所よ、砂漠は。だって、乾燥地帯じゃない?生きなが
ら乾燥ミイラになりそうですもの」
「アフリカ北部も惹かれるわねえ」
「モロッコとか、アルジェリアとか?私の友人が、ヨーロッパへはよくお出掛
けなのよ。その彼女が、はまってしまったって。アラビア語をお勉強しだした
りなんて」
世界旅行の話に盛り上がって。
そこへ、
メール受信音。
「アラ、アナさんからだわ。見て見て」
彼女もアナさんへ日本語を教えてあげてもいいって、面接済みの間柄。
「これに返事していい?」
「いいわよ。彼女はビックリするでしょうねえ。なんであなたが返信してくる
のかしらって」
アナさんへ、私が出来ない学校のことなどの資料をあげるわねって。
アナさんは2人の専属日本語教師持ちよ。
私・漢字教師(笑)は、いつまでもカナばかりのメールはダメよって言って
あります。間違っても挑戦しなさいって。
夜、改めて送られてきたメールは、形容詞も入れた漢字入り文章で、私の役目
もそう長くはないかも知れないって思う、日本語文でした。 Muy bien !
宝くじの話から、スイス銀行へ。
私 :「ケイマン諸島だったっけ?ホラ、税金はかからない、世界中のお金持ち
が企業も個人も預金してるって」
彼女:「最近どこかで聞いたような気がするわ」
話はグローバル。こうこなくっちゃ!卑近な話ばっかりってつまんない!
私 :「どうせなら、世界旅行で、各都市の銀行へ口座を開くってのはどう?」
彼女:「いいわねえ!」
私 :「やっぱりルピーを蓋が閉まらないほど欲しいんだけど、国外持ち出しっ
て出来ないらしいわね」
彼女:「なんでルピーなの?」
私 :「なんでかなあ。宝石のルビーじゃなくね。去年くらいからそう思い込
んでるのよ。それからルーブルも。北京に行ったら中国に口座を開い
てくるつもりなのよ。な~~んてことない、これから世界をリードす
るかも知れない国の貨幣ってことじゃないねえ。日々は感謝して暮ら
していて、な~んにも不足不平はないのよ。だから、だからって可笑
しい?でも、だからトランクいっぱいのルビーが欲しいのよ」
って、相変わらずの脈絡のない私の話。ド・デカ~~~イ話よ。硬貨は換金でき
ない外国のお金です。引き出しに眠っている硬貨は、ユニセフへ寄付が出来ます。
でも、訪れた国に口座を持つって、考えたこともないでしょう?
また、来られますように!って思いを込めて、口座を開くなんてカッコいい!
って、私目は思うのです。大体が人と同じ事なんて極力したくない女ですから、
スコットランドに今は住むポリーチャンへ会いに行きます(と思っています)。
その時も、未だユーロへ移行しないポンドのイギリスですので、ポンドで口座を
開くわ。エッ幾らぐらい?ああた、それが下品と言うことですよ。聞かぬが華!
因みに「的」を若者(バカモノ)達が粋がって遣ってるけれど、あ~~あ、
あれは「~の」の意味ですよ。発音は「ダとドの中間」。日本語の意味ではない
のよ。「中国的~」は、「中国の~」です。「我的~」=「私の~」
時代は「流れ者とばか者がつくる」って、本当に、しかり名言!です。ハハハ・・