ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

そろそろヨーロッパへ

2008-11-01 22:32:08 | Weblog
 しばらく続いた歴史小説は、日本と中国、チンギス・ハーンに仕えた契丹人
耶律楚材の話と。並行読書ですから、まだ、この耶律楚材の物語は続いています。
しばらくバターくさい話から遠のいてましたから、そろそろイタリアものでも
読もうかしら?って思っていたところへ、田丸公美子「目からハモン」ってエッ
セイが目に付いて、早速注文。もう一冊も。
アレッ「目からハム」だったっけ?ハモンはスペイン語でハムのこと。同じロ
マンス語派言語イタリア語だから、同じハモンかな?どちらでもOK。

 塩野七生の例の「ローマ人の物語」15巻は、ウッヒヒヒヒヒ、お楽しみで、
デーンと書棚。彼女が書くルネッサンスの女達の物語もなかなかのものよ。
イタリアって言ったら、前にもちょっと書いたけれど、高校時代の級友のお友達
の話。ローマ滞在10年以上先ごろ帰国。空港でベネチアグラスを売っていらした
そうで。毎朝出勤の彼女に、近所に住む腰の曲がった元青年が毎日「今夜どうだい?」
これぞイタリア男性ってね。女を口説かなきゃ失礼だし、男じゃないって。老人に
なってもね。大ローマ帝国を作った末裔は、まだまだお盛んて。
日本人の男たち、否、東洋人には無い感覚だわね。総じて西洋人よりシャイな
私たち東洋人です。

 なんでも毎日コツコツと、が大事なのは言うまでもないことです。口説くのも。
いえ、男と女の話じゃなく、日常必要としないことの話で、ちょっとご無沙汰する
と、なんだったっけ?
外国語は、何はさておき、ボキャブラリーの数を増やさなくては、文法もへったく
れもありゃあしません。電子辞書が嫌いな私は、重~~い辞書を手放しません。
呆れるほど同じ単語をひく自分に出会います。又~~~!?って。3分前に引いた
んじゃなかったっけ?こんなことの連続ですが、子どもの頃、辞書が愛読書(?)
だった時期もあったりと、あの薄い紙上をあっちへこっちへ、それが快感の私は、
電子辞書なんて、考えられません。

 中国語辞書は、四川の成都へ留学していた馬専科のそれ。今の彼には必要のない
それは、やたら分厚い辞書です。その辞書を私が愛用。
中国語は、親戚の言葉って思えます。なんだかんだ言っても、日本人にとって
一番近い言語じゃないかしら。
 台湾・香港は、同じ中国語ですが、繁体字と言って、今の80才以上の方々が
尋常小学校や高等小学校以降で習った、やたら画数の多い漢字、日本の古い漢字
が遣われて、中国本土では簡体字。簡略化された漢字です。
漢字と言うより中国語です。どちらの文字も私たち現代日本人には、なじみの薄い
文字ですが、繁体字のほうが読めるかも知れません。
 その中国語に時間を多く割いていたこの頃でした。それで、スイッチをヨーロッパ
方面へ切り替え!
もっぱら本購入はAmazonです。最近、台湾の某出版社へ中国語(繁体字)に訳され
た英語の本を注文しました。実際はキョウシン先生が代行して下さいましたが。
イタリアは楽しみに待つことにして、取り敢えず、スペイン語の問題集へ向かいます。
いきなり、ン?なんだったっけ?この単語。
こんな体たらくです。まあ、初めまして!って単語って思えばいいじゃない!ですが、
辞書のその単語にはしっかりマーカーが引かれて。それもまたいいってことにして。
 生意気にも、英語で書かれたスペイン語問題集なんて代物です。急がば回れ?
いいえ、一挙両得の欲張りです。なるべく面白く!両言語に振り回されて、刺激的で
しょう?ヒヤシンスの球根も30球植え込みました。これもかなり刺激的。来春、
ドドーンと、鮮やかな房のように固まった花穂を楽しめるというものです。

 アッ、今日、前のお宅に若い女の子が。
「アレッモモちゃん?」
「はい、こんにちは」
「夏休み以来よね?今度はいつまで滞在?」
奥さんの姪御さん。顔なじみのアメリカ生まれのお嬢ちゃん。
「いつ来たの?」
「昨日です」
もう一人、とても愛らしいお嬢さんが。
詳しく伺えば、この10月、1年の交換留学生で、東京の某大学へ入ったとか。
その女の子も一緒。モモちゃんのママにも久しぶりにお会いして。
「娘の様子を見にきました」
「あのお嬢さんは、アメリカ人?」
「はい、そうです」
ハッと目を引く美少女です。一変に花が咲いたような、華やかな前のお宅です。

 霜月に入り、菊の花が秋を告げます。追って山茶花の花が初冬を告げます。
今日、去年よりかなり早く「木枯らし1号」が吹いたと気象庁が発表しました。
暑い暑い夏は、最早遠くになりにけりです。足早に季節は入れ替わります。
大急ぎで箪笥の衣類を冬物に替えました。
酸味が強くなった漬物が我が家の好物ですから、早々と白菜の漬物を仕込みます。
インスタントのまがい物ザワークラウトじゃなく、本格的なキャベツのそれを
作ろうと思っています。酸味が出るまで漬け込んでみようと。じっくり煮込んだ
塩味豚肉にそのキャベツを添えて、ライ麦パンなんぞ焼いて、黒ビールかドイツ
ワインなんて。ドイツを代表する家庭料理ね。シンプルなのはいかにもドイツ風。
皮付き豚肉で作りましょう。

こうして、残り2ヶ月の2008年を楽しみます。しかし、なんだわねぇ。
光陰矢のごとし、って、年々その速度を増して、や~ね~。
ン?500才の魔女には関係のないことだったわ。オッホン!