ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

いつの日にか

2008-11-09 23:17:03 | Weblog
新しく始めた中国語は、「横浜中国人留学生援護会」なる組織でのレッスンです。
先に書いた「どなたか2名クラス代表になってもらえませんか?」で、私でよけ
ればで、クラス代表受諾。その集まり「三者懇談会」が夕方4時からありました。
三々五々集まるクラス代表(ボランティア)は、見事男性ばかり、と思うほど。
2(名)×38(クラス)=76、少なく見積もっても50名は出席、その中で
女性は、2~3人いたかしら?何やら会社の会議みたいな雰囲気。こんなに、
しかもシニア世代が多く集まる所にいたことはありません。夜のレッスンもあり
ますから、現役サラリーマンも学生もいるはずですが、圧倒的シニア男性達。
その学習意欲に、嬉しくなった私です。女性と違って、一直線の性向を持つ男性は、
きっと深く味わう漢語でしょう。

「横浜久良岐ライオンズクラブ」のバックアップ組織です。老師試験を通過した
中国留学生達が先生です。留学生たちの援護が大義ですから、彼等の学業の方を
優先すれば、駅前何やらのような利益追求組織にはなれませんし、流動性を内包
している組織と思わなくてはいけません。
議題は、現状・行事・質疑応答等、生徒達からの要望も出ます。
先生方も、日本人と変わらぬ流暢な日本語で(ああ、若さって素晴らしい!)ご挨拶。
本音を知りたい、意見も質問も言って下さいって。
授業料値上げ(それでも1時間あたり¥700にもなりません。)に対して、4レ
ッスン自由参加無料チケットサービスの今期。
早速伺うかもしれません、宜しくお願いします、でも見学だけ、そう聴講生で、
なんて、気弱なアピールをしてきました。

我が担任キョウシン老師。今年の講師採用試験をパスして、基礎・上級クラスを
受け持つ大学3年生。就職活動にお忙しいとの事。今日も企業説明会帰りだそうで。
台湾に注文したいって私の所望を肩代わりしてくださった本が到着。持ってきて下
さいました。世界で1000万部売れたという(今も日本では本屋に平積みとか)、
ウォレス・ワトルズが、およそ100年前に書いた書物から由来の書です。
謝謝老師。

パラパラと見てみれば、私たちがよく知っている漢字を見ます。今の中国で遣われ
ている簡体字とは違います。まあ、どちらにしても、見たこともない漢字は山のよ
うですから、「部首」で、探し出さなくてはならない文字だらけではあるのですが。
世界の言葉に訳されている本です。せめてスペイン語と中国語訳くらいは手にした
いと思って、スペイン語版はアメリカから、けれども簡体字の中国語版は出版され
ていなくて、やっと台湾へ辿り着いた次第です。はい、本当の漢字のそれに。
いかな本の虫の私でも、スペイン語も中国語も、ホイホイってな訳にはいきません
から、楽しみ(苦しみ)は長~~~~く続きます。---アレッなんだったっけ?
って。


さて、議題の一つ12月14日「日中友好パーティ」へ、多数参加して下さいって、
促してって。
援護会の授業は、10:00~21:00迄、入門・基礎(前期・後期)初級(前
期・後期)、中級(前期・後期)、上級、応用研究、フリー会話まで細かいカリキュ
ラムが組まれています。その上、「漢詩教室」まで。
中学・高校で習った杜甫・李白・白楽天なんて出て来るのでしょうか?懐かしい読
み下し漢詩でしたね。もちろん、本場中国漢詩は、読み下し文であろう筈はありま
せん。そのまま読むのです。いつか、そう、いつの日にか、漢詩が読めたらどんな
に楽しいかしらって、思ったりしています。
遠い昔、日本では「和歌」のやりとりがありました。受け取ったら返歌を。
それと同じように、中国では、詩のやりとりがありました。どちらも筆で書きました。
思いのたけを詩に込めて。やっぱりアナログ人間の私です。そういう情緒の世界に
強く惹かれます。私的な便りにボールペンは使いません。
姉の孫へ出すハガキは、まもなく100通になります。20代から使用、メーカー
へ出してペン先交換2度の万年筆は、今も尚健在です。多分死ぬまで使うと思いま
す。私の手指に馴染んだ万年筆を。

今日は、日本語のみの日記でした。こんな長い文の変換は無理です。
今日もいい日でした。ありがとうの日です、いつものように。