ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

天の配剤は・・いつしかありがとうへ

2009-07-01 06:57:38 | Weblog
毎年不思議に思うことがあります。それは冬以外の季節のことです。
我が家の斜め前に国が管理する空き地があります。その空き地に生える雑草の
種類が毎年違うのです。ユリも咲きますから厳密には雑草ではありませんが。
ササユリが群生した年があります。純白のお花が数えられないほど咲いている
って、ちょっと不気味です。夕方のわずかな明るさの中にあるその無数の白は、
そう、ドクダミの花の白さに通じる病的な白。ふっと墓地にいるかのような、
その白は幽玄でさえあります。
名を知らない雑草達なのですが、
---ン?今年はこれなの?
って、ふと気付くほど、毎年同じロケーションではないのです。
このところの地球温暖化の影響を受けているからでしょうか?でも温暖化の隅に、
太陽の黒点の動きが不活発で、小さな氷河期が来るかもなんて見方もあります。
テムズ川が凍りついた写真を見ました。その頃も、太陽の黒点の動きが悪かった
そうで、それに似ていると、専門の科学者が言っているそうです。
そういえば、半世紀前には氷河期が来るって言ってた学者がクローズアップされ
た時もあったわね。石油の枯渇も。
石油については、今はエコも絡んでかなり現実味を帯びた石油一辺倒にはいかな
くなった時代の中にいますが、不安は全くないあたくしです。
いつも言うように、世界中の知恵がそれを回避するように、ここ日本から発信も
もちろんの事、素晴らしい想像も出来なかった頭脳集団が、現実的希望が描かれ
た未来図を広げてくれます。

道端の草も変わっていきます。意思を感じる時さえあります。
無数の植物の種を、
ーーー今年はこれでいくかな?コレとアレ、コレはもう一回。
なんて。
人間の素晴らしい頭脳に畏れ入ってるあたくしです。思わず拍手!
けれども、マジシャンのような自然の営みにも感動するのです。絶妙な配剤に。
ーーーどこにいたの?どこから来たの?
川や池にいつからともなく住みだす魚達。
ーーー蜘蛛は夜行性なの?そんなに凄い視力を持ってるの?
毎朝、新聞を取りに出ると、イヤだ!顔へベッタリ蜘蛛の巣が、それで思うの。
不快さより好奇心が前をいつも歩いてるのよ。

夕べ、ここが年寄りの徴候、思わずテレビで放送の内容に反応しちゃったの。
ーーーああ、あたくしが大金持ちならすぐ出してあげるのに!ってね。
数百人しかいない(も、いるの?)という難病、パーキンソン病を含む筋肉の萎縮。
原因を突き止めた!動物実験までいった!あとは安心安全の研究、そして治験。
そこには大きな壁が立ちはだかって、
「治療法はありません」
って、死刑宣告をされたも同然の冷たい言葉を浴びる患者達。
国は、治験に至るそこで初めて支援するって。その前まで億円というお金がかか
るそうで、研究者も頭を抱えているのが実情。

億万長者が日本にも大勢いるって現在なのよ。なんであたくしが億万長者になっ
てはいけない?ひたすらロト6を買う?バカって思われます?でも、真剣にそう
思うのです。大金を手に入れるって、そんなことしか思いつきませんもの。

人の未来のために頑張っている人がいるのに、国の支援を受けるまで、ウン億円
というはした金(そのフィールド内で)のために苦悩する人々がいるのです。
いっつも恩恵を受けるだけの自分に恥ずかしささえ覚えるのです。奨学金で勉強
してきたあたくしですから、いつか足長オバサンになるんだって、思い続けて。
まだそうならない自分が情けないのです。
ええ、真剣です。
「願う事は叶う事」をまだ放棄はしていませんから、いつかそういう人達のお役に
立てる自分を思い、描き続けるのです。未来のために頑張っている人達を応援
できる自分になりたいって、ず~~~っと思い続けてきました。戴きっぱなしって、
あまり気持ちがよくないのです。それは、形のないものも同じです。
厚意は、受けられる自分の幸せを感謝ですが、その逆をしてこそ生きる資格がある
と思うのです。人との関わりを薄っぺらくして、上目遣い、横目などで伺う卑しい
人格を形成維持の人生は、どこにも「ありがとう」がない怖い人なのです。
そういう人は、まず「自分を褒める」ことから始めなければなりません。反省も何も
要りません。ただ、「頑張ってきたわね、ありがとう」だけです。生きてきた自分
を労わり、褒めて、生きている自分を褒めるのです。まず、自分としっかり向き
合うのです。逃げないで!あたくしは思うのです。
人は皆いつでも自分を褒める事から出発しなきゃいけないって。他者の評価より
何より自分の評価です。でも、決して叱ってはいけません。
反省なんか「不要」です。楽しい事ばかりではなかった、そこをくぐり抜けた
いじらしい自分を抱きしめて。
人を上目遣いに見たりしない自分をみつけるでしょう。胸を張って堂々と、臆せず、
比較なんて愚かな事をしない輝く自分に出会うでしょう。はい、そうです!

金持ちはケチってね。なったことがないから想像もつかないけれど、形あるものに
心惹かれるあたくしじゃあないのは小さな頃からですが、パーッて遣うのは大好き!
思い切り遣うのは遺伝かもしれません。母の豪快な遣いっぷり!それはマカオで
1千万円も遣った姉に受け継がれ(聞いたときはバカじゃないのって軽蔑したもの
ですが、今となればその豪快さを良しとします)、あたくしも、その遺伝子を感じ
ます。平静は家内をやってますから、外出はしません。でも、イザという時に逡巡は
ないのです。お金は遣うもので、お金が主人になってはいけないって、自論です。
重きを必要以上に置けば、その奴隷ですから。あたくしは何者にも属さないのです。
ああ、あたくしはあたくしの主人です。それ以上でもそれ以下でもありませんのよ。