ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

マシンガンのように?

2009-07-03 22:50:01 | Weblog
先週に続いて今回はご近所の方とご一緒にフリー英会話。
好奇心いっぱいのその方は、ウクレレの演奏も習っておいでです。来月は
発表会もおありです。時間が許すようなら是非聞かせて頂こうと思っています。
今日は「体操よ」って。チャレンジ精神旺盛な方っていいですね~。

さて、フリー英会話は今回の担当はダニエル(通称ダニー)、アイダホ出身の男子。
あたくしが声をかけた子でした。
以前行っていた教会にもアイダホ出身の男の子が派遣されてたわ、そういえば。
「オゲンキデイラッシャイマスカ?」って、いっつも言ってたわね~、思い出
しました。もう、その彼はアメリカで社会人として暮らしているでしょう。
アイダホはポテトの産地って、その子もダニエルもアピール。

いつものように、賛美歌を歌って、簡単なお祈りをして3つのクラスへ分かれます。
新しく参加した人は、あたくしの友人を含めて3人でした。
簡単な自己紹介をします。大昔の中学校の授業を思い出しました。
My hobby is ~~ で言いますよね、「私の趣味は~~」って。もちろんそれは
間違いじゃないけれど、アメリカでは普通 I like to ~ って言いますって、
ダニエル先生は言います。---そうなのね。
4人ずつのグループになって、お互いに自己紹介。もう1ヶ所の教会の英会話にも
参加しているっておっしゃる方。文法通りに言わなきゃって、昔の勉強に縛られて
るっておっしゃるもうひとかた。それぞれの英語に向かう姿はクッキリ。ここでも
見られる間違っちゃいけないっていう強迫観念。
みなさん必死に電子辞書で言葉を捜しておいでです。あたくしは、相も変わらず
いかに簡単な言葉で済まそうか、です。
ダニエル先生の目をしっかり見て言います。「OK!」って。会話が成立する事が目的
ですから、そのように、錆びた引出しから言葉を取り出します。
ゾロゾロと又全員が集まって、オプション。
「帰りましょう」
って、友人を誘って、
「Thank you sir,See you」
ダニエル先生はちょっとビックリしたお顔で、
「You are welcome.see you」
レベル1~3までの短文が書かれた紙片を渡されました。全部質問です。
ああこれがアメリカ人。以前もあったわねぇ、早撃ちクイズ。
2人1組で、日本語を英語に、英語を日本語に。早く言った方が相手を撃つ真似。
違和感を覚えたそのゲームだったわ。そして又、Machine Gun Questionsって。
マシンガンのイラストが描かれているそれは、英語口にするなんてこともない
質問内容なんだけど、すくなくとも神に仕える彼等が暴力を肯定するかのような
表現をするって、ウ~~ンわからない神経よ~。早押しクイズのようなものよ。
いかに早く反応するか?もっと違うタイトルにして欲しいわね。武器じゃなくね。
ま、それはそれとして、早く言う(反応する)って大事だから、これはなかなか
面白い導入法って思うわね。

20才前後の若者達。
配属される国は、派遣される彼等が望んで来るのではないらしいわ。
それでも、派遣先の国の言葉を短期間で猛特訓。配属されておよそ2年間、その
国の各地の教会で布教活動をするのです。そして、帰国します。
ですから、余程の事がない限り、派遣期間満了後に帰国する彼等に会う事はなか
なかないのです。
その彼等の外国語習得法はどのようなものなのでしょう?
英会話レッスンの中に少しでも生かされて、伝授して貰えると嬉しいのですが。

「いかがでした?」
「面白いじゃない」
「来週も来られます?」
「ええ、いいわ」
何かと外国とご縁の深い彼女ですから、DNAが違和感を覚えないのかも知れません。
信徒獲得が真の目的だとわかっていますが、全くその意思はありません。
以前、マッキニ-に誘われて1度だけ日曜ミサに出席した事がありましたが、
若き彼等が宗教へ救いを求める姿に涙が止まりませんでした。あたくしには
ーーーなんて、可哀想なって映ったのです。
その後、マッキニ-は韓国へ帰って、あたくしの足も遠のいたその教会でした。

ダニエルへ声をかけたのは縁でしょう。アイダホって聞いて、オゲンキデイラッ
シャイマスカの男の子も思い出したり。ほんの短い間だったので、残念ながら
名前は失念です。顔は思い出せるのですが・・・・・・今はもう立派な大人。
4人の中で出た、もう1ヶ所の教会の英会話。---行ってみようかしら?
言葉は、出来る限り多く、色んな人の言葉を聴くべし!ですから。
駅で3つ目。車でもわけなく行ける距離ですから、無視するにはもったいない
話です。1週間を外国語レッスンに充ててもいいって思っているあたくしですから、
願ってもない事じゃありませんか。そして、友人にその旨を言いましたら、
「そう言うと思ってたわ。行きましょうよ」
ですって。
明日、紙片片手にマシンガンのように、答える練習をしましょうって。
そうねぇ、6~7才の子同士のやり取りみたいな内容よ。イヤハヤいつになったら
大人の会話が出来るようになるのでしょう。慣用句や熟語がそれこそマシンガンの
ように飛び出すようにならなければ、です。