転倒→打撲→腰痛

2008年10月16日 23時24分43秒 | 腰痛
90才 男性  

昨日のこと。公民館での食事会に行っていたうちのおじいちゃん。歩いて1~2分の場所。

帰り際、立ち上がって歩き出そうとした時、後ろに転倒!

腰と背中を強打!


おととい、ちょっと身体の調子が悪く、熱があった。胸のあたりが苦しいという。
8月の末みたいに悪寒が出て汗をかくようだったら、大変だ、と思ったが、
基幹の型と胸の緊張をとり、だいぶ楽になった。


昨日の朝、調子は良さそう。前日調子が悪かったので、本来ならどこにも行かず、家でゆっくりしていてもらいたかったが、せっかくの食事会に行きたい、ということで、出かけた。なにかあると大変なので、私の携帯の番号をメモして持たせた。

午後1時半頃、電話があり、転んで歩けないから迎えに来てほしい、とのこと。
ああ、私の失敗。時々ふらつくことがあるから、ちゃんと話して見てもらうべきだった。

自宅なら、立ち上がる場所の後ろにはソファーがあるから、バランスを崩して後ろに倒れても大丈夫なのだ。


腰が痛い、という。

昨日は、その後ほとんど寝て休んでいた。


今日の朝、腰が痛そうなので、施術。

腰(仙骨周辺)と、背中(胸椎下部周辺)を押すと痛い。打撲だ。
マザーキャットで、打撲の手法。

歩くとき楽になる。
椅子から立ち上がる時の痛みは無くなる。
うつぶせから立ち上がるとき、かなり痛そう。その痛みは取れない。


夜、また痛みがもどってきたみたいで、夕飯を食べたくないという。
もう一度施術。

一カ所が楽になると、また痛みのある場所が少しずつ移っていく。
寝返りでも顔をしかめていたが、打撲の痛みが軽くなったら、寝返りの痛みは無くなった。

うつぶせから四つんばいになるとき、朝ほどではないが痛そう。

自分で、うつぶせから四つんばいになる動きを何回もやってみて、腰の動きを考え、はは~ん、とピンときたので、椅子にすわった状態でその動きをやってもらい、○○転位をやってみた。

それから、もう一度うつぶせになってもらい、さっきの動作をやってもらう。
痛みは、かなり軽減したようす。

施術後、いつもの半分くらいだが、食べてくれた。


高齢者が転倒するということは、大変なことなんだ、と、ものすごく感じた。

どこも痛くなくても、寝返りも立ち上がるのもやっとこさなのに、動くと痛い、となったら、歩くこともしなくなり、痛みのために体調も悪く食欲もない・・・・こうなれば、体調は、どんどん悪くなってしまうだろう。

うちのじいちゃんも、普段は、自分の食器の準備や片づけは自分でやってもらっているが、きのうからは、あげぜん据え膳、ほとんど動いていない。


自然形体療法を何回もやってもらうおじいちゃんは、幸せ者だな~~~。


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