今日、患者さんと話をしていて、いいことを聞いた。
70才の女性から聞いた話。
その方が小学生のときは、学校で床に座るときは、ズック(ではなくて草履)を右側において正座をしていたそうだ。
現在(私が小学生の時も)、学校では床に座るのは体育すわりだ。
体育すわりは、どうしても背中がまるくなり、生理湾曲がくずれてしまう。あまり勧められない姿勢。
その女性と、意見が一致。
学校で正座をさせられないものか、と私は思っている。
昔の学校では、正座をさせていたんだね。板の間に正座。昔の子どもは正座をするのが当たり前だっただろうから、今の子どもみたいに、5分で足がしびれる、なんてことはなかっただろう。
それから、もうひとつ。同じ方の話。
その女性が行った整形外科の先生は、
1 正座はしない法がいい。
2 椅子に座って、足を伸ばす。これで何十秒か維持。この体操を1日に何回もやった方がいい。
と教えてくれたそうだ。
これは、両方大間違い。
1 まず、正座は、大腿のストレッチになるので、大いにやるべき。正座は膝の関節を最大に曲げた状態。最大に曲げていないと、そのうち曲がらなくなる。
それに、正座すると、背筋を伸ばした良い姿勢がとりやすい。
足首も充分伸びるので、足首の可動も良くなる。
2 椅子に座って足を伸ばすと、膝から下の足の重みで、膝の関節がずれる可能性がある。この運動はやってはいけません。
この前来た、半月板損傷の患者さん。病院で、足首におもりをつけて椅子に座ったまま足を伸ばす運動をやったら、かえって膝が痛くなったそうだ。
こんな運動は、やってはいけない。
ああ、病院では、かえって膝に悪いことばっかりやっている。
こういうことを多くの人に知らせてあげたいなあ・・・・・・
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