朝日新聞 2012年1月12日 21面より引用
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寒冷前線通過に要注意
心筋梗塞には起きやすい天気が
ある。広島県医師会の松村誠医
師らが、気象条件と関連を調べ、
突き止めた。
1993年から10年間、広島市で救
急搬送された心筋梗塞3755例を
分析すると、気温が6度、気圧が
1013ヘクトパスより低いと多発
していた。天気図も照合したと
ころ、ぐっと冷え込みやすい寒
冷前線通過時が目立った。(略)
気温や気圧の低下が引き金とな
り、血管壁にできた悪玉コレス
テロールの塊に亀裂が生じ、そ
こに血栓ができて詰まると考え
られる。午前9時から正午ごろが
「魔の時間帯」。通常は、胸が
締め付けられる感じや冷や汗と
いった前兆がある。松村さんは
「防寒対策をし、前兆に気づい
たら病院に駆けつけてもらうの
が予報の目的。心構えが命を守
る」と話す。(略)
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▼昨年は心臓マッサージのやり
方を研修に県まで行きましたが
その折に消防士さんが「消防署
の前で体調を崩した男性が駆け
込んできて救助を直接要請して
倒れ込んだ例があったと話され
ました。まさしく↑のことで自
分でも体調が悪くなる状態が分
かるのでしょう。事例の方はす
ぐに心臓マッサージを受けて意
識を取り戻したと話されました。
たまたま消防署の前を歩いてい
て一命を取り留めたとのことで
す。
冬の午前9時から正午ごろが「魔
の時間帯」ということですから
十分に着込んで温かくして出か
けようと思います。
今日の夕暮れ
こめぞう