気分は迷探偵！？ *-* 集団登校 *-*

コナンの小学校生活が始まりました。

保育園児ではなくなったので、送迎はナシなハズなのですが、学校側から親子登校を
打診された際、一人で行く力を付けたいから、と尾行するということで話がまとまったので、
毎朝、尾行することになりました。

春休みに、こども会の歓送迎会があったのですが、新1年生紹介の後で、
最初の1週間は上級生が家までお迎えに来てくれる、ということで、
顔合わせのため、その上級生が1年生の前に来る、ということになっていました。
コナンの前に現れたＫくん（当時6年生）、ちょいとおふざけモードが入っていたようで、
コナンの前に来ると「う～ら～め～し～やぁ～」と両手を幽霊のように前に出し、
低～い声で言いました
なんぼ、おふざけでも、キンチョーしている新入生にそれはないやろ
と思って、コナンを見たら・・・、ピキーンと固まっていました
ワタクシの背中に隠れて、『コワイよぉ～』と言って、固まっています
「だ、大丈夫よ　Ｋくんなりに、コナンの緊張をほぐそうとしただけよ」
とフォローしてもダメ
帰宅後も「あのお兄ちゃんと一緒に学校行きたくない　一人で行く」
とダダをこねられ、手を焼きました

そんなこんなで、不安を抱えた集団登校1日目。
入学式で頑張りすぎたのか、熱を出し、学校を休むハメとなりました
そして、2日目。熱も下がり、お迎えに来たＫくんと共に、を出たコナン。

さぁ　いよいよ尾行の始まりです

コナンの通う小学校の児童数は１２００人
朝の通学路はそりゃあ、スゴイです



民族の大移動っていうくらい、子どもたちの列・列・列

そんな中で、コナンを探すのは困難なことかと思いきや、あの水色のランドセルが
ひときわ目立って、尾行がしやすかったのです
集団登校初日、ということもあり、コナン、上級生たちと無事にへ行きました。

が、日が経つにつれ、慣れてくると、集団からはずれるようになり、
そのうち、班長がしっかりコナンの手をつないで、集団登校するようになりました
しかし、それも、喘息で10日休んだ後には、登校班の緊張も解けたのか、
コナンのことはほったらかしになりました。
しかも、ナゼか早く学校に行くことを目指していたらしく、走って学校に行くようになりました。
上級生の本気モードの走りに、コナンがついていけるわけがありません
もともと、マイペースで一人で登校したがっていたコナン。
後を追いかけることもなく、一人で登校する姿を見ることが多くなりました。

そんな中、ワタクシが尾行をしている間、ジナンを一人にするわけにはいかない、と
夫がワタクシが帰ってくるまで留守番していたのですが、ワタクシの帰宅を待っていると、
会社に間に合わなくなる、ということで、夫が尾行してそのまま会社に行くことになりました。
夫は「００７な気分やな」と出かけていきました（笑）
夫の尾行が始まって数か月の頃。
ワタクシの仕事先に担任のＨ先生から がありました。
「今って、お父さんがコナンくんの尾行をしてはるんですよね～？」
と言われ、「はい。そうですが、なにか？」と伺うと
「失礼ながら、今朝はこうこうこういう格好をなさっていましたか？」と更に聞かれ
「えぇ。そうです。」と答えると、「やっぱり・・・」とＨ先生。
「あの、ですね。今、学校に不審者情報が回ってきまして・・・
毎朝、登校時に子供たちをじぃ～っと見ているアヤシイ男の人がいる、と通報がありまして・・・」
ま、まさか・・・
「もしや、と思って、ご連絡させていただいたんですけど、通報された不審者の格好が
今、伺った格好だったので、やっぱり、コナンくんのお父さんのことですね」

　　　　　　　　不審者ですってぇ～　

誰だよ　気分は００７なんて言ってたのは
不審者と思われてるよーっ
とりあえず、通報者の方には「児童の保護者」ということで説明をしていただき、
夫には不審者と思われないように、入校証を首からぶらさげて尾行してもらうことにしました。

結局、我が家の頼りない００７は、
『お父さん、今日も後からついてくるんですか～？』
コナンに出掛けに聞かれる始末（笑）

そんなこんなで色々あった集団登校の尾行は、結局、一人であっても、きちんと
学校に行ける、ということが分かり、小2の1学期で止めました。

現在のコナン。
まず、集合時間に間に合っていません
間に合った時のみ、集団登校で通っています。
まっ　寄り道せずに、ちゃんと通えているだけ、良しとしていま～す








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