☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

ボクなんか!!①

2008年05月14日 | 子育て思い出話*-* コナン編 *-*
学童に通い始めてもうすぐ1か月が過ぎようとしていた頃・・・。
学童にお迎えに行くと、部屋の空気がいつもと違います。

なんか、いや~な予感

と思っていると、代表指導員のT先生がワタクシに話しかけてきました。
「ちょっと、トラブルがありまして

T先生の話によると・・・
みんなで、外で泥団子を作っていたそうです。
コナンもみんなと同じように泥団子を作りたかったようなのですが、
その輪に入る勇気もなく、先生からのお誘いも断って、室内で遊んでいました。
帰りの会の時間になり、外で遊んでいた子どもたちが、部屋の中に入ります。
子どもたちは自分の靴箱に泥団子をしまって、部屋に入りました。
するとコナン、靴箱に出て、作った泥団子を取り出して下に投げつけ、
泥団子を壊してしまったのでした
壊された子はショックを受け、子供たちは一斉に「なにすんねん
とコナンを責めます。
みんなから責められたコナン、暴れ出しました。おそらくパニックを起こしたのでしょう。
これは大変と暴れ出したコナンを止めるべく、コナンを抱きしめたT先生に
コナン、つばを吐きかけました
もう、室内はコナンへの非難轟々。
これではマズイ、と事務室にコナンを非難させたそうです。
そして、T先生が子どもたちに、この件で話をしていたところへ、ワタクシがやってきた、というわけです。

T先生、こうおっしゃいました。
「コナンくんみたいなタイプは初めてで・・・。
どう対応して良いか分からないんです
そうなんだろうな。コナンは中途半端に物事分かってるから、こちらが分かってる、
と思っていたら、分かってないってこと、ザラだもんなぁ・・・。
T先生にどう話したら良いか分からず、黙ってしまったワタクシです

「やっぱり、みんなと一緒に泥団子を作りたかったんでしょうね。
子どもたちの方には私からお話しますし、今日はもうお帰りください。
コナンくんなりに傷ついていると思いますし、あまり叱らないでくださいね。」
と言われました。
そして、事務室に入ったワタクシ。
中にいるコナンを見て、「うわぁ~ 連れて帰りたくないなぁ」
と思ってしまいました。
そこには、こんにゃくのようにぐにゃぐにゃになったコナンがいたからです。
ぐにゃぐにゃになったコナン・・・これがコナンのパニックなんです
しかも、状態がかな~り悪い・・・
でも、連れて帰らねばなりません。
ワタクシ、コナンをおぶって、学童を後にしました。

途中までおぶって歩いたのですが、小学生だし、自分で立ち直ってもらおう、と
コナンをおろしました。
後から思えば、これがよくありませんでした

『お母さん、歩けないよー。おんぶしてよー
「小学生やし、いい加減、歩こうよ。」
まだグダグダ言っている、コナンにワタクシ、質問を始めました。
家にまでこの問題を持って帰りたくなかったからです。

「コナン。お友達の泥団子、壊したんか?」
コナン、うなずきます。
「友達がわざわざ靴箱にしまった泥団子やろ?大切なモノやったと思うで。」
『・・・・・・・・・・。』
「ほんまはコナンもみんなと一緒に泥団子作りたかったんやろ?」
うなずくコナン。
「それやったら、『いれて~』って言って、仲間に入れてもらったらえぇねん。
それを、自分の想いが伝わらなかったからって、他の子の泥団子を壊すことはよくないで。
おまけに、T先生につばかけて・・・。T先生もショックやったと思うなぁ。
明日、泥団子を壊してしまったお友だちとT先生に謝ろうな

ここで、コナンがキレました
『入れて、って言ったって、入れてもらえないに決まってるでしょ
「そんなん、言うてみな、分からへんやろ
『絶対、入れてもらえません
「なんで、言う前から決めつけるのよ
『だって。だって。ボクなんか・・・
死んじゃった方がいいに決まってるんだっ
お母さんだって、ボクなんか産まない方が良かったって思ってるんでしょっ
と、とても怖い顔でワタクシをにらみつけるコナンがそこにいました。

いつか、いつかこんなことを言われる日が来るだろうとはなんとなく思っていました。
だから、そんなに驚きはしなかったんです。
でも、やっぱり、ちょっとショックで・・・

ここから、路上で激しい親子バトルが繰り広げられました。
この続きは、また次回








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