路上での親子バトルを終えた帰り道。コナンが言いました。
『ボク、もう学童行きたくない』
・・・・・・・・・・
う~ん どうしよっかな~?
「やめるのは簡単やと思うねん。
でもな・・・。コナン、まだ1ヶ月と学童に通ってないやん?
ほんまに行きたくない場所かどうか今決めるのはどうかと思うねん。
1ヶ月、頑張って通ってみよう
1ヶ月経っても、やっぱりコナンが行きたくないって言うんやったら、止めたらえぇ。
お母さんも仕事、辞めるよ。」
コナン、黙っています
「1ヶ月 1ヶ月や 早番の日はソッコーお迎えに行くし。なっ」
すると、コナン、「分かった・・・」と答えました。
コナンをに連れ帰り、その足で、ジナンのお迎えに行きました。
すっごく遅いお迎えとなったのに、ジナン、ぐずることなく遊んでいました。
コナンの担任だったY先生が「コナンくん、どうしたん?」と聞いてきました。
「ちょっとトラブって・・・。ちょっと私もどうしたら良いか・・・。
学童の先生にな、どう対応して良いか分からないんです
って言われてさー。どうしたもんかと思って・・・」
「えっ 先生がそんなこと言うたん 保育のプロとして、
保護者にそれは言ったら、あかんわ」
「いや~ でも、ほんまに大変やと思うねん。
今日はもう遅いし、明日とか保育園の時、コナンにどんな対応していたか聞いてもえぇかな~?
少しでも学童の先生のお役に立てれば、と思って・・・。」
「うん。私はかまへんよ~。」
あぁ えぇ先生や
そして、ジナンを連れてに帰りました。
そこには・・・
荒れに荒れまくったコナンがいました。
私は、と言うと、親子バトルで精魂尽き果てた・・・という感じで何もする気になれず
4時半に家を出たのに、帰宅が7時ですよ ヘトヘトでした。
ジナンはコナンと遊んでもらおうと、傍に寄って行きます。
荒れているコナンから、トーゼンのことながら、げんこつをもらうハメに
「ジナン。今日のお兄ちゃんは機嫌悪いし、近くに行かんといて。」
力なくジナンに声を掛けるワタクシ。
疲れ果てたカラダでご飯の支度をする気にもなれず、ちょっと一息つこう、と
雑誌をめくって時間を過ごしました。
30分も経たないうちに、夫が帰ってきました
こんな時に限って、珍しく早い帰宅です
普段なら、夕飯を食べているであろう時間に、夕飯が食卓に並ぶどころか
支度すらもされていない、そして、荒れているコナンに、無気力で雑誌をめくるワタクシ。
夫が「どうしたんや。」と聞いています。そりゃ、そうだ。
でも、しゃべる気力もありませんでした。「今は、言いたくない」それだけ言いました。
「飯はどうすんねん?」
「作るで。」
「そんなんじゃ、作られへんやろ?だいたい、もうこんな時間やで。」
「それでも、作らなあかんやろ 今日はジナンの誕生日やもん」
そうです その日は、寄りにも寄って、ジナンの3歳の誕生日だったのです
無言で雑誌をめくり続けるワタクシに夫が聞いてきました。
「何があったんや?こんな状態のコナンとこにゃんこを見て、何かあったと思うやろう?
言わな分からへんやんか。」
言わな分からへん。
ワタクシがコナンにいつも言っているコトバ。
確かに、事の顛末を夫に話す必要はあったでしょう。
でも・・・ 気力がなかったのです。
それでも、今、言わなあかんのかな?
疲れたココロとカラダに無理をして、しゃべろうとしたら、不覚にも涙が出てきてしまいました。
学童での出来事を簡単に説明しました。親子バトルの話は出来ませんでした。
学童でのイヤなことを引きずって、コナンが荒れているのだ、と話しました。
そんなコナンを家に連れて帰って、ほとほと疲れたのだ、と言いました。
夫が、コナンに「ちょっと、おいで。」と言って、子供部屋に入っていきました。
数十分して、2人で戻ってきました。
私は重たいカラダを引きずり、夕飯作りにとりかかりました。
コナンのことで、ジナンの誕生日をお粗末なものにしたくなかったのです。
その間、夫に子どもたちをお風呂に入れてもらいました。
すっごく遅い夕飯となりました。
メニューはジナンの大好物 ハンバーグ
見た途端、コナンが怒りだしました
『なんで、ハンバーグなんですかっ』
ジナンの大好物のハンバーグ、コナンはキライだったのです
分かっていて、敢えてハンバーグを作りました。
だって、ジナンの誕生日なんですもの。
いつものコナンだったら、それでも「仕方ないなぁ・・・」って食べるんです。
でも、荒れているコナンは、暴言まじりの悪態をついてきました。
ワタクシはハイハイ と受け流し、なだめすかしながら、夕飯を済ませました。
ジナンは「おいしい」とご満悦で食べていました。
この、空気を読めないジナンがこの時ばかりは救いでした(笑)
そして、食後に誕生日ケーキ
実は、仕事帰りに で持って帰ってきたら、ちょっと形が崩れてしまいました
ジナンに見えないように、置きます(笑)
ケーキを見たコナン、また怒り始めました
『なんで、ボクの嫌いなイチゴのケーキなんですかっ』
そうです ジナンの大好きなイチゴのショートケーキは
コナンが大嫌いなケーキだったのです
「だって、今日はジナンの誕生日だもん。ジナンの好きなケーキにしたんだよ。
コナンの誕生日の時だって、コナンの好きな夕飯に、好きなケーキを用意してるでしょ?」
でも、コナン、納得しません
自分用にチョコレートケーキを出せと主張し出しました。
ワタクシ、それを力なく「ハイハイ」と聞き流します。
・・・と
それまで、黙っていた夫がキレてしまいました
「お前は・・・ お母さんがこんなにお前に気を使っているのが分からんのかーっ」
と言うと、文字通り、コナンを引きずって、また子供部屋に入って行きました。
ワタクシ、それを止める力すら残っていませんでした。
コナンが荒れるのは仕方がなかった。それだけのことがあったんだから・・・。
でも、荒れたコナンを見たのが初めてだった夫。障碍のことも良く分からない夫に
その対処法を知る由もありません。
力なく、ジナンに誕生日ケーキを切り分けて出しました。
ごめんね。ジナン せっかくの誕生日がめちゃくちゃだね・・・
そんなワタクシの想いとはお構いなく、空気が読めないのか、気にならないのか
無邪気に「美味しいね」と言ってパクついています。
いいのか?場の空気がこんなに読めなくて
とちょっと心配にもなりましたが、今はジナンのその無邪気さに救われたのです。
夫が戻ってきました。でもコナンは戻ってきませんでした。
ワタクシ、コナンにもう寝るように伝え、コナンはケーキを食べずに寝ました
そして、ワタクシは、後片付けをした後、学校の連絡帳に、事の次第を書き、
学校でも今日のことを引きずって、荒れるかもしれない、と書き、
学童の連絡帳には、コナンのことを知ってもらおう、とその対処法をつらつらと書き綴りました。
かなりの長文となりましたが、書かずにはいられませんでした。
こうして、コナンとワタクシの長~い1日は終わったのでした。
この辛い出来事、運悪く(?)ジナンの誕生日だったもんで、
200○年○月○日に起きたことだと、今でも言えてしまうんですよね~(苦笑)
ジナンの誕生日が来る度に思い出されるんですもん
困ったモンです・・・
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・・・・・・・・・・
う~ん どうしよっかな~?
「やめるのは簡単やと思うねん。
でもな・・・。コナン、まだ1ヶ月と学童に通ってないやん?
ほんまに行きたくない場所かどうか今決めるのはどうかと思うねん。
1ヶ月、頑張って通ってみよう
1ヶ月経っても、やっぱりコナンが行きたくないって言うんやったら、止めたらえぇ。
お母さんも仕事、辞めるよ。」
コナン、黙っています
「1ヶ月 1ヶ月や 早番の日はソッコーお迎えに行くし。なっ」
すると、コナン、「分かった・・・」と答えました。
コナンをに連れ帰り、その足で、ジナンのお迎えに行きました。
すっごく遅いお迎えとなったのに、ジナン、ぐずることなく遊んでいました。
コナンの担任だったY先生が「コナンくん、どうしたん?」と聞いてきました。
「ちょっとトラブって・・・。ちょっと私もどうしたら良いか・・・。
学童の先生にな、どう対応して良いか分からないんです
って言われてさー。どうしたもんかと思って・・・」
「えっ 先生がそんなこと言うたん 保育のプロとして、
保護者にそれは言ったら、あかんわ」
「いや~ でも、ほんまに大変やと思うねん。
今日はもう遅いし、明日とか保育園の時、コナンにどんな対応していたか聞いてもえぇかな~?
少しでも学童の先生のお役に立てれば、と思って・・・。」
「うん。私はかまへんよ~。」
あぁ えぇ先生や
そして、ジナンを連れてに帰りました。
そこには・・・
荒れに荒れまくったコナンがいました。
私は、と言うと、親子バトルで精魂尽き果てた・・・という感じで何もする気になれず
4時半に家を出たのに、帰宅が7時ですよ ヘトヘトでした。
ジナンはコナンと遊んでもらおうと、傍に寄って行きます。
荒れているコナンから、トーゼンのことながら、げんこつをもらうハメに
「ジナン。今日のお兄ちゃんは機嫌悪いし、近くに行かんといて。」
力なくジナンに声を掛けるワタクシ。
疲れ果てたカラダでご飯の支度をする気にもなれず、ちょっと一息つこう、と
雑誌をめくって時間を過ごしました。
30分も経たないうちに、夫が帰ってきました
こんな時に限って、珍しく早い帰宅です
普段なら、夕飯を食べているであろう時間に、夕飯が食卓に並ぶどころか
支度すらもされていない、そして、荒れているコナンに、無気力で雑誌をめくるワタクシ。
夫が「どうしたんや。」と聞いています。そりゃ、そうだ。
でも、しゃべる気力もありませんでした。「今は、言いたくない」それだけ言いました。
「飯はどうすんねん?」
「作るで。」
「そんなんじゃ、作られへんやろ?だいたい、もうこんな時間やで。」
「それでも、作らなあかんやろ 今日はジナンの誕生日やもん」
そうです その日は、寄りにも寄って、ジナンの3歳の誕生日だったのです
無言で雑誌をめくり続けるワタクシに夫が聞いてきました。
「何があったんや?こんな状態のコナンとこにゃんこを見て、何かあったと思うやろう?
言わな分からへんやんか。」
言わな分からへん。
ワタクシがコナンにいつも言っているコトバ。
確かに、事の顛末を夫に話す必要はあったでしょう。
でも・・・ 気力がなかったのです。
それでも、今、言わなあかんのかな?
疲れたココロとカラダに無理をして、しゃべろうとしたら、不覚にも涙が出てきてしまいました。
学童での出来事を簡単に説明しました。親子バトルの話は出来ませんでした。
学童でのイヤなことを引きずって、コナンが荒れているのだ、と話しました。
そんなコナンを家に連れて帰って、ほとほと疲れたのだ、と言いました。
夫が、コナンに「ちょっと、おいで。」と言って、子供部屋に入っていきました。
数十分して、2人で戻ってきました。
私は重たいカラダを引きずり、夕飯作りにとりかかりました。
コナンのことで、ジナンの誕生日をお粗末なものにしたくなかったのです。
その間、夫に子どもたちをお風呂に入れてもらいました。
すっごく遅い夕飯となりました。
メニューはジナンの大好物 ハンバーグ
見た途端、コナンが怒りだしました
『なんで、ハンバーグなんですかっ』
ジナンの大好物のハンバーグ、コナンはキライだったのです
分かっていて、敢えてハンバーグを作りました。
だって、ジナンの誕生日なんですもの。
いつものコナンだったら、それでも「仕方ないなぁ・・・」って食べるんです。
でも、荒れているコナンは、暴言まじりの悪態をついてきました。
ワタクシはハイハイ と受け流し、なだめすかしながら、夕飯を済ませました。
ジナンは「おいしい」とご満悦で食べていました。
この、空気を読めないジナンがこの時ばかりは救いでした(笑)
そして、食後に誕生日ケーキ
実は、仕事帰りに で持って帰ってきたら、ちょっと形が崩れてしまいました
ジナンに見えないように、置きます(笑)
ケーキを見たコナン、また怒り始めました
『なんで、ボクの嫌いなイチゴのケーキなんですかっ』
そうです ジナンの大好きなイチゴのショートケーキは
コナンが大嫌いなケーキだったのです
「だって、今日はジナンの誕生日だもん。ジナンの好きなケーキにしたんだよ。
コナンの誕生日の時だって、コナンの好きな夕飯に、好きなケーキを用意してるでしょ?」
でも、コナン、納得しません
自分用にチョコレートケーキを出せと主張し出しました。
ワタクシ、それを力なく「ハイハイ」と聞き流します。
・・・と
それまで、黙っていた夫がキレてしまいました
「お前は・・・ お母さんがこんなにお前に気を使っているのが分からんのかーっ」
と言うと、文字通り、コナンを引きずって、また子供部屋に入って行きました。
ワタクシ、それを止める力すら残っていませんでした。
コナンが荒れるのは仕方がなかった。それだけのことがあったんだから・・・。
でも、荒れたコナンを見たのが初めてだった夫。障碍のことも良く分からない夫に
その対処法を知る由もありません。
力なく、ジナンに誕生日ケーキを切り分けて出しました。
ごめんね。ジナン せっかくの誕生日がめちゃくちゃだね・・・
そんなワタクシの想いとはお構いなく、空気が読めないのか、気にならないのか
無邪気に「美味しいね」と言ってパクついています。
いいのか?場の空気がこんなに読めなくて
とちょっと心配にもなりましたが、今はジナンのその無邪気さに救われたのです。
夫が戻ってきました。でもコナンは戻ってきませんでした。
ワタクシ、コナンにもう寝るように伝え、コナンはケーキを食べずに寝ました
そして、ワタクシは、後片付けをした後、学校の連絡帳に、事の次第を書き、
学校でも今日のことを引きずって、荒れるかもしれない、と書き、
学童の連絡帳には、コナンのことを知ってもらおう、とその対処法をつらつらと書き綴りました。
かなりの長文となりましたが、書かずにはいられませんでした。
こうして、コナンとワタクシの長~い1日は終わったのでした。
この辛い出来事、運悪く(?)ジナンの誕生日だったもんで、
200○年○月○日に起きたことだと、今でも言えてしまうんですよね~(苦笑)
ジナンの誕生日が来る度に思い出されるんですもん
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