郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

深海魚ゲンゲ

2014年03月07日 | 日記
 下の下を意味するゲンゲと言う魚を食べました。深海に住むからか外にコラーゲンの幕で身を覆っています。すまし汁よりもフライにする方が奇異に感じなく柔らかで美味しかった。下の下でも美味しいし、ゲテモノと言う感覚ではない。初めにゲンゲと呼んだ人がいけなかった。この魚に申し訳ない名前だと思う。魚もそれぞれ、人もそれぞれ。名前はゲンゲでも(他人からなんと評価され、何と呼ばれようとも)、正しく生きていれば、立派なものです。
 なお、昨日は午後から研修会、夕方からは雪が舞う中懇親会があり、創作料理を頂いてきました。こじんまりしたお料理屋さんで和食とイタリアン的な料理が綺麗な盛り付けで出されてきました。量的には女性向けですが、私だけ美味しいものを食べてきて申し訳なかったです。
  今日の夕食は、














◆ゲンゲの唐揚げ ◆おでん ◆ほうれん草胡麻和え ◆ゲンゲのすまし汁 ◆ご飯
           人それぞれの 生き方 ~週刊朝日 14年3月7日号 より抜粋
 フィギュアスケートは全人格が出る競技だと言われます。ソチ五輪の演技でも、浅田選手からにじみ出る「人格」が滑りに表れていました。だからこそ、見る人をあれだけ感動させられたのだろうと思います。
 ジュニア時代から浅田選手を取材していますが、彼女が人に対して批判的なことを言ったり、失礼な態度を取ったのを見たことがありません。試合の結果が悪くても、記者の質問にはきちんと答え、決して嫌な顔をしません。
 それに彼女は生真面目で、練習も手を抜くことができない。コーチが「やめなさい」と言うまでずっと練習し続けてしまう。持ち前の才能と高い技術だけでなく、そんなひたむきさが人を惹きつけるのでしょう。
 金妍児(キム・ヨナ)選手は演技力に定評がありますが、彼女は違う人格を演じるのが上手なタイプ。「007」を踊ったらボンド・ガールになりきってしまう。でも、浅田選手は何の音楽で踊っても、「浅田真央」以外の何者でもない。芯が強く、可憐で品がある「浅田真央」をみせてくれるんです。母の匡子(きょうこ)さんが私に言った印象的な言葉があります。
「フィギュアスケートは勝った、負けたではないと思うんです。生き様をどう氷の上でみせるか。それがフィギュアではないですか」
 浅田選手はソチで、まさに「生き様」を私たちにみせてくれました。

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