水上勉の『櫻守』を私が読み終わってから家人にも読んでと文庫本を渡していた。文庫本は携帯にはよいが、文字が小さくて読みづらい。特に振り仮名が読めないと言う。老眼になると単行本の方がよい。最近まで細かい字が読めていたけれど急に目が悪くなったとぼやき（Thinking out loud ）ながら読んでいました。３月25日に向日神社〔むこう じんじゃ〕の桜を見に行ったことがこの本を読むきっかけで、私がこの本を図書館で借りて読み、昔々廃線ウォーキングで家人と行った武田尾温泉、5年前に行った海津大崎と清水〔しょうず〕の桜などが出てくるものですから読んでいて楽しかった。家人は御母衣〔みぼろ〕ダムを建設するときに湖底に沈んでしまう寺の古木桜2本を山に引き揚げ、荘川桜として現在も元気に咲いていることを知り、1年先の来春、その桜を見てみたいとアクセス（公共交通機関）をいろいろ調べていました。 でも半日調べた結果、自動車でないと不便で無理だと諦めたようでした。
写真は家人の好きなカモミールの花です。よい匂いがします。家にも少し咲いていますが、これは買ってきたものです。この花の想い出は｢しまなみ海道｣の一部をママチャリでサイクリングしたことです。ちょうど5月の連休でした。もう12年前のことです。
◆鰤の塩麹焼き・ほうれん草添え ◆野菜炒め ◆うどのきんぴら ◆清し汁 ◆ご飯
～ ～
いつの間にか４月も過ぎようとしています。じっと時間とにらめっこしていると１分も長く感じられますが、他のことをしていると１分の短さに唖然とします。だから、時間が経つことの速さを嘆くのではなく、何かに時間を費やしたからだと自分を褒めてあげないとと思います。ボサッとしているのも、何かの必要性があったからだと思えば自分（怠惰）を許すことができます。評価のスパンを広げると今は助走期間だと思えばよいのですが、なかなか飛び立てない自分にイラつくこともあります。それでも長い目で、長い目でと自分に言い聞かせていると重い腰を上げて取り掛かれるのではないか、（実際は逃げているのですが）逃げないよりはマシだと自分を信じてあげればきっと離陸できるときがやってくる。大きな高い壁も垂直に立っているのではなく、実際は長い目でステップ分解すればいくつかの階段になっているのを遠くから眺めているだけだから垂直の高い壁に見えるだけだと気づく。この連休にやるべきことを書き上げました。少しでも出来れば幸いだと思いながら…。
家人はおじいさんテニスの日です。もう長く続いています。楽しいからでしょうか。初めはテニスが上手くなりたいと参加したようですが、今は参加することに意義があるような感じです。メンバーが４人揃わないと試合形式の練習が出来ないからです。まぁ、どちらにせよ、身体を動かし健康を維持してくれればよいと考えています。午後から裏の灌漑用水路に水が流れていたので家人が水路の掃除をしてくれました。雨が降った日は水は流れますが、晴れている日に水が流れることはほとんどないからです。そして、水がある方がゴミや泥を下流に流しやすいし、水で濡らした雑巾で床を拭き掃除をするようにいかにも掃除をしました感が味わえるからでしょうか。私は1階と2階のおトイレの掃除をしました。家人はお風呂場と洗面所は毎日します。孫はお布団を干していました。昔は連休中に畳を上げて下に敷いていた新聞紙を取替え、白い粉（防虫駆除剤のＤDT）を撒いていましたが、1980年頃にDDTは残留性環境汚染物質として使用規制されてからはしなくなりました。最近は畳の部屋はなくなり、フローリングの部屋になったこともありますが…。こう考えていくと連休中は家の中や外を片付けたり掃除することが仕事になりそうです。
アクセス
トータル
ランキング
