孫が東京に遊びに行って、桃の節句に居ないので早くお祝いをしました。今年も雛飾りを出せませんでした。私たちは昔風の赤い毛氈〔もうせん〕の七段飾りですから天袋から出して飾るのが大変ですし、仕舞うのももっと大変です。最近は現代風・個性的というか、漫画チックな親王飾りが流行っているようです。娘夫婦は置き場所が困るので親王飾りが良いと言われ、木目込み作りの立ち雛にしました。それを購入するのに平塚、横浜、東京の人形店や百貨店を見て回り、三越で買いました。もうそれも20数年前のことになりました。年月が経つのは早いもので、孫も私より背が高い。お祭りもずいぶん少なくなりました。言葉遣いと同じで「しきたり」や「習わし」は古いことは忘れ去られ、新しいことのみが貴重がられ、私たちの時代はまだ心情的に桃の節句も続けていますが段々と消えていくのでしょうね。それは致し方ない事ですが…。








◆いなり寿司 ◆鯛の西京焼き ◆帆立貝柱お造り ◆うるいの胡麻だれ ◆茶碗蒸し ◆蛤のお吸い物 ◆苺のヨーグルトムース
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