NHK・TV朝ドラ「ブギウギ」の主人公スズ子は自分が現在の両親の子ではないことを知る。小さな町でも昔は養女や養子にいく子どもも多かったし、祖父や祖母に育てられてる子も何人もいたと家人は言う。だからと言うわけでもないが、親は親の言うことを聞かないと家人を「橋の下に捨てられていたのを拾ってきた子だ」と冗談まじりで言う。育てて貰っているのだから恩義を感じて親の言うことを聞きなさいという趣旨で諭されたが、子どもは子どもでもっと良い家に拾われたかったと反発する。でも、拾われた子だと思ったことはない。なぜなら親は兄姉全員に言っているからです。子どもの頃は複雑な家庭でもそうでなくてもそのことを話題にすることはなく、みんな貧しかったし、裕福な家でも質素に暮らされていたから、みんな平等で友達だった。そしてよく遊んだ。義務教育の中学を卒業する時点で就職する人、高校に進学する人、親の家業を継ぐ人と分かれていったが、みんな家の事情を受け容れた。一旦は就職した人でも夜間の大学や普通の大学に行った人もいる。国公立大学はその頃は入学金も授業料も安かったからでしょうね。そういう道が今はないのが残念です。大学を出なくてもいろんな道はあります。その道を信じて進むしかありません。
◆豚肩ロースのバルサミコソースで ◆サラダ ◆茄子のパン粉焼き ◆南瓜スープ ◆ご飯
~ハロウィーンなので南瓜を使いました ~