今日は二十四節気では「寒露」となりました。
この「寒露」とは、夜が長くなり、露が冷たく感じられる頃のことです。
朝晩の冷え込みが強くなりますね。
昨日今日の気候は、この時期にふさわしいように思います。
そんな中、今日は待ち遠しかった「新選組展2022」へ行ってきました。
この展示会は、京都文化博物館という建物で行われています。
この三条通は、明治時代の古い洋風建築の建物がたくさんあります。
文化財に指定されているような建物がいくつか残されています。
私も覚えていないのですが、この建物は、昭和40年までは、日本銀行の京都支店だったそうです。
展示の方は、土曜日ということもあり、大勢の方が観覧に来られていました。
近藤勇や土方歳三をはじめ、会津藩や幕府方の書簡が多数展示されていました。
現代語訳が添えられており、どんな内容が書かれているかがわかるので、その人の人となりがわかるような気がしました。
沖田総司なども、時候の挨拶から、相手を気遣う言葉などが書かれていたりして、ごく普通の青年だっただと思えるようなものでした。
入館者は、それほど多いとは思わなかったのですが、手紙を読むのに時間がかかり、なかなか前へ進まないのが、疲れました。
まあ、仕方がないです。
二時間くらいで、すべてを見終えて、外へ出ました。
本当は、帰り道に坂本龍馬が海援隊の基地にしていたという「酢屋」に寄ろうと思っていたのですが、思いのほか疲れたので、今回はパスすることにしました。
朝方に行きがけに、撮影だけしていました。
中から人が出てこられて、少しお話しできました。
この家は、補修などの必要な工事はしているけれども、龍馬がいた頃とほとんど中は変わっていないとのこと・・・。
家の持ち主も、当時から変わらず、代々跡を継いでおられるとのことでした。
なるほど、それを聞けただけでも、ありがたいことでした。
また次回、機会があれば、寄せていただきたいと思います。