昨日の続きです。
雨の中、うろうろと歩いていて、少し建物に入ろうと思い、本坊の方へ向かいました。
この日も外国の方が大勢、観光に来られていました。
泉涌寺が皇室と関係が深いと昨日も書きましたが、このお寺の中には歴代の天皇のお墓や位牌がまつられているそうです。
たびたび天皇家の方々もお参りに来られて、建物の中で休憩を取られるそうです。
その場所が『御座所』というところで、天皇が来られた場合に入られる部屋をはじめ、付き人など関係者が休憩をする部屋も、いくつかありました。
その正面に綺麗な日本庭園がありました。
さすがに、よく手入れがされた綺麗な庭園だと思いました。
雨が降っていたので、余計に落ち着いた感じを受けました。
こういった庭園は部屋の中から眺めるように作られているそうですが、おそらく部屋から見た眺めはいいものでしょう。。。
このあたりに、天皇が来られた時に使う部屋がありました。
私も雨を逃れて、しばし休憩をとりました。
なかなかいい眺めでした。
休養がとれたので、この場所を出て、次の場所へ・・・。
「京都検定」の勉強をしている時に、このお寺に楊貴妃観音があると知りました。
是非とも、見ておきたいと、観音堂へと向かいました。
宋の玄宗皇帝は、妻の楊貴妃が亡くなったことを嘆いて、楊貴妃をしのんで木の観音様を作らせたそうです。
そのため、この観音様は女性のような優しい顔をしていると言われています。
私も、中へ入って拝ませて頂きました。
本当にやさしいお顔でした。
本を読んで知るだけではなくて、実際に訪れて、見て感じるということは、ありがたいことだと思います。
本ではわからないことがわかったり、感じたりすることがあります。
それが、京都歩きの楽しみでもあります。。。
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