かんりにんのひとりごと

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祇園祭始まりの地『神泉苑』

2024-10-14 | 観光・旅行・京都検定

 

この三連休は大きな予定がなく、比較的のんびりと過ごしました。

 

たいてい卓球の試合があったり、京都を歩いて回ったりするのですが、今回はちょっと家で休養を兼ねて、勉強をしていました。

 

身体の方は、かなり楽になりました。

 

さて、昨日は二条城の写真を紹介しましたが、二条城に行ったら、セットで行かなければ・・・と思っていた場所があります。

 

 

 

 

神泉苑という池です。。。

 

この池は、桓武天皇が京都に都を移したときに、平安京のすぐ南につくられた池で、古くから神苑とされてきました。

 

説明書きに書かれている内容には、平安時代に日照りの日がつづいたため、空海が雨乞いの祈祷を行ったと書かれています。

 

どこかで聞いた話ですが、善女龍王という龍の神様がいて、雨を降らせてくれたという話があります。

 

 

 

池の中央の部分にお社があります。

 

その名も「善女龍王社」です。

 

 

 

この橋を渡っていきます。

 

 

 

 

ありました、ありました。

 

なかなか面白い伝説ですね。

 

 

 

もうひとつ、平安時代に疫病が流行った際に、疫病退散を願って、この池で「御霊会」が行われました。

 

その時に、66本の鉾を建て、八坂神社から神輿がやってきて、厄払いをしたとか・・・。

 

それが、その後に『祇園祭』に発展したんですね。。。

 

今は、こじんまりした地味な池ですが、昔は大切な場所として、多くの人から崇められていたことでしょう。。。

 

 

ちなみに・・・。

 

この場所は、二条城のすぐ南側にあるのですが、、、。

 

この池がある場所を道が通っていたので、「おいけどおり」(御池通)になったとか・・・。

 

 

よくできた話だと感心しています。。。

 

神泉苑 ― “平安京”の庭園遺構…京都市・二条の庭園。 | 庭園情報メディア【おにわさん】

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