今日は二十四節気では「雨水」(2月19日〜3月4日頃)になりました。
降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のことだと言われています。
山に積もった雪もゆっくりと解け出し、田畑を潤すので、昔から農耕を始める時期の目安とされてきたそうです。
「雨水」という名前のとおりに、今日は朝から雨が降っています。
孫も来ないし、鳥の写真も撮れないので、いつもの喫茶店に行くことにしました。
おなじみのサンマルクカフェです。。。
チョコクロが、もうホワイトデイバージョンに変わっていました。
60歳以上は、シニア割引があって、なんと10パーセントオフになります。
これは、助かります。。。
さっそくホワイトデイバージョンのチョコクロとブレンドコーヒーを頼んで、のんびりしました。
いつもは、小説を読むことが多いのですが、最近は「京都検定」の勉強をすることが多くなりました。
今年は二級に挑戦したいと思っていますが、なかなか手ごわいので、少しずつ勉強を続けています。
勉強はいたってシンプルで、過去問題を一つ一つ解いていって、間違えた問題や疑問に思ったことをノートに書き写すというものです。
結構地味な作業です。
まず、漢字で書いてみるという作業があります。
どんな漢字だったかと、調べながら書いていきます。
これが結構時間がかかります。
また、書いたからと言って、覚えられるとは限りません。
この人物・・・。
「松室重光」という人は、京都府庁の旧本館などを設計した人らしいですが、まず読み方がわかりません。
まつしつ?まつむろ?
漢字だけで名前を覚えるよりも、読み方もちゃんとわかって、頭の中で「まつしろ しげみつ」と唱える方が覚えやすいです。
それでも、記憶力が衰えているので、いい方法としては、その人がどんな人だったかを一緒に覚えた方が良いことに気が付きました。
この人は、京都を中心に多くの建築物の設計を手掛けた建築家で、京都府の庁舎の他にも京都ハリスト正教会聖堂などの設計の他にも、京都の社寺建築の修復や保存にも実績を残した人らしいです。
しかし、部下の汚職事件に連座したということで、官職を辞職したという人物だったそうです。
汚職事件とはなんだったのか???
どういう生涯を送られたのでしょうか?
それは、ともかく、そういうこの人にまつわるストーリーも一緒に覚えておくと、記憶に残りやすいのではないかと思いました。
何せ、一回くらいノートに写したくらいではすぐに忘れてしまいますので、何かと覚える工夫が必要ではないですかね。
でも、そんなことをしていたら、すごく時間がかかって、なかなか前には進みませんでした。
もうひとつは、京都に「六地蔵」というものがあるのですが・・・。
一つ一つ別々に覚えていたら、全く覚えられません。。。
どうしたら、覚えやすいかと考えたところ、もともとの由来をたどっていけば・・・。
平安時代の後期に、あの世とこの世を行き来していたと伝説が残る「小野篁(おののたかむら)」さんが、一本の木から六体のお地蔵さんを作ったのだそうです。
もともとは、一つのお寺にあったのですが、後白河上皇が平清盛に命じて、京都に入る街道の入り口(六ケ所)に六地蔵を分けたという経過がありました。
そういう風に、歴史上の出来事をストーリーにして、覚えていくと、覚えやすい気がします。
面倒な方法ですが、意味の分からないことを繰り返し暗記するのは、面白くありませんし、結局忘れてしまう気がします。
できるだけ、意味を理解して、楽しく勉強した方が、良いですね。
「宝相華迦陵頻伽蒔絵冊子箱」これには、まいりました。。。
丸暗記しかありません。
そんなことで、何年か前の二級の問題をやってみたら、72点でした。
70点以上が合格なので、ぎりぎりといったところですね。
このうち、まぐれ当たりの正解があるので、コツコツと少しずつやっていきたいと思っています。
喫茶店の帰りに、ヒレンジャクの木に行ってみましたが、今日は見かけませんでした。
また、明日のお楽しみです。。。
あとは、時間さえあれば、社寺を一つずつ巡って知識を反芻すると言うことなしなんですけどね〜。
なかなか非現実的ですよね😅