昨日は『初薬師』で、因幡堂に行ったのですが、ついでに近くにある五條天神宮にも行きました。
この神社は古くからある由緒正しい神社なのですが、面白い逸話があります。
『義経記』という書物には、義経と弁慶がこの神社で出会ったと書かれているそうです。
「京の五条の橋の上〜」という歌がありますが、実際のところは、どうなのでしょう?
そもそも当時の五条大橋は現在の松原通にあたるそうですが。
創建は古くて、平安時代のはじめに桓武天皇が空海に依頼して創建したとされています。
もう一つ面白い話があって、当時は広い敷地を有していた神社だったのですが、秀吉が道を作った際に、境内を突き抜ける形で、道が通ったそうです。
そこから、天使突抜という地名がついたとのことです。
何処かに、地名が書かれてないかと探してみました。
たしかに、このあたりは天使突抜一丁目だということですね。
地名を探しながら、京都を歩くというのも楽しいものですね。