かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる野鳥や花々の写真を載せています!
お出かけ先の寺院や趣味の卓球についても書いています!!

見どころ満載の建仁寺

2025-01-03 | 観光・旅行・京都検定
今日はもう三日、まだまだお正月気分ですが、だんだんと家にいるのも退屈になってきました。
 
今日も、小学校の同級生と一緒に、卓球場に行って、汗を流してきました。
 
今度の日曜日には、さっそく試合があります。
 
さて元日には、『皇服茶』を飲みに六波羅蜜寺に行ったのですが、ついでに近くの建仁寺にも寄ってきました。
 
 
建仁寺には、以前にも行ったことがあるのですが、その時は京都検定の勉強を始めたばかりで、寺院の良さが今一つ分かっていなかった気がします。
 
ただ、この『風神雷神図屏風』がすごくきれいだったので、写真を何枚も撮って、眺めていたのを思い出します。
 
この屏風は本物を正確に複製したもので、撮影が可能です。
 
俵屋宗達さんの作品で、その後何人もの人たちが、この絵を真似して「風神雷神図」を書いたのだそうです。
 
後に俵屋宗達さんは、本阿弥光悦さんとともに『琳派』の祖と呼ばれるようになります。
 


 
それから大方丈にある海北友松さんの雲龍図が描かれた襖も見事です。
 
海北友松さんは、安土桃山時代から、江戸時代初期にかけての絵師で、ちょうど海北さんを主人公にした歴史小説を買って読もうとしていたところでした。
 
しかし、読みたい本がたくさんあって、まだまだ読めそうにはありません。
 
時代的には狩野永徳さんや長谷川等伯さんとかぶっているのですが、そのあたりの関係がよくわからないので、小説を早く読みたいと思っています。
 
そうして、法堂の天井に描かれているのは大正時代生まれの画家、小泉淳作さんの描いた双龍図です。
 



 
確か二十年くらい前に描かれたものだと思います。
 
狩野派の龍も良いと思いますが、新しい時代に書かれたものも、素晴らしいと思います。
 
この龍も何百年かしたら、国宝になっているかもしれません。
 
 
前回は来なかったのですが、建仁寺の塔頭に禅居庵(ぜんきょあん)と言うところがあります。
 
摩利支天(まりしてん)というインド由来の守護神が祀られているところで、日本三大摩利支天に数えられています。
 
(なんでも三大~~というのが好きですね。)
 


 
先日、ある方のブログを見ていたら、ここに来たと書いてあったので、私も行ってみようと思っていました。
 
猪が神の使いらしくて、狛犬ならぬ狛猪がいて、おみくじも猪でした。
 


 
私もおみくじを引いてみたら、中吉でした。
 
中くらいで十分です。
 
中くらいのいいことがたくあんありますように・・・。