石田工務店では毎月月末に社員全員で「理念と経営」という本の中の「社長力」「管理力」「現場力」のページを事前に読み気づきを発表し話し合うと言うミーティングを行っています。
それぞれの立場で文章を読み気づくことがある
その中にはお互いの話を聞くことで学び合うことも多い
社長も幹部も社員もみんなで話し合うことに意義を感じています。
昨日のテーマは・・・
「能」を大成した
世阿弥(ぜあみ)の言葉「初心忘るべからず」という言葉
修行の段階でそれぞれの完成を見ても、それはその時の完成であり、その感性の上に胡坐(あぐら)をかくのではなく、奥にある極意を求めて修行にはげめという意味に解釈できる・・というものでした。
そしてその文章の中にこの初心忘るべからずの実践者として
取り上げられていたのが日本の誰もが知る野球選手のイチローのことでした。
イチローの小学生 六年二組 鈴木一朗の作文はあまりも有名でみなさんもどこかで見られたり話を聞かれたりしたことはあるかもしれません。
小学生だったイチローは現在の自分を分析し将来の方向性を見定め進むべき道を見据えその時すでにプロ野球の偉大な選手になることを確信していると言う内容です。
そのイチローについてこの「理念と経営」の本の中で田舞徳太郎さんがわかりやすく分析しイチローの偉大さについて書かれているのを目にして私は心から感銘を受けました。
ー文中抜粋ー
「我々は小さい時には、誰もが夢をもっていました。しかし、このイチローの作文から教えられることは、夢をもつことと同時に努力することの大切さです。
確信や自信は日ごろの鍛錬からしか生まれないことを我々はもっと知るべきです。天才といわれるにとは最初から天才ではなく、たゆまぬ訓練から生まれているのです。
①なまけ心が出たり
②謙虚さを失って傲慢になり
③うぬぼれて自信過剰になり
④これでいいかと自己満足してしまう
天才と我々の差はまさに初心をわすれることから始まっているのです。」
この文章の中の「天才」という言葉は「成功者」と読み替えることができるように私は思います。成功していく人は自分に確信を持てるだけの日々の努力を重ねていると私は思うんです。
しかしこの「努力」「がんばり」は決して誰かにやらされているものではないのです。
自分自身の将来にでっかい夢を持っていること、そしてそのことを目指したゆまぬ努力をしていること、挑戦することが怖くなり逃げそうになる自分と格闘し毎日一歩づつ目標に近づくことが喜びに変わっていくんです。そういうがんばれる強い自分が好きになるんです。
イチローのエピソードに戻りますが、
イチローのお父さんが3歳になったイチローに自分の一ヶ月分の給料と同じ額のグローブを買った時お母さんから「こどものおもちゃにしては高すぎる」と言われたと言います。
その時イチローのお父さんは「これはおもちゃではない。ものの価値を教える道具だ」といったと言います。
イチローにとって「人生の勝利者になり得る」「真剣に打ち込める」人間として一番大切な「価値」をお父さんは大金を払って子どもに与えたのだと思うと心打たれます。
私はこの建築の仕事を始めた時は仕事人としては人間の年齢でいえば3歳くらいの能力しかありませんでした。たくさんの長い時間が私を育ててくれました。会社は働き始めのあまり使用価値のない私にお給料を払い数々の勉強もさせてくださいました。大切な大切なお客様をたくさん任せてくださり仕事を任せてくださいました。
しかし長い時間の中には、私だって辛いこともありました。ひとり泣くようなこともありました。挑戦することが怖くて逃げ出したくなることもありました。眠れないような日々もありました。その時々に自分に必要なものはやっぱり自分に対する自信と確信でした。
自信と確信はがんばり続けることだったんです。
私に「継続することの意義」を語り続けてくれたのは石田工務店の石田社長でした。石田社長は私の尊敬する粘りの人間です。
イチローの話のついでに自分の話をするにはあまりに稚拙で申し訳ありませんが、昨日の勉強会で「初心忘るべからず」そしてイチローの生き方に大きな勇気と元気をいただいたことをこうしてブログに書くことにしました。
イチローは今でも誰よりも先に試合会場に現れて身体を慣らし、誰よりも練習を多くし、誰よりもグローブやバットを熱心に磨いて大切にしているそうです。どんな記録をつくっても満足せずに、次の目標にチャレンジしているんですね。
人間は誰もが「自分の人生の成功者」になるために生まれてきていると私は思います。
ときどきどうしようもなく弱くなる自分を振り返りながら、自分を叱咤激励して、自分自身に誇りの持てる生き方をしていきたいものです。
長文なっちゃいました・・・
読んでくださってありがとうございました。
それぞれの立場で文章を読み気づくことがある
その中にはお互いの話を聞くことで学び合うことも多い
社長も幹部も社員もみんなで話し合うことに意義を感じています。
昨日のテーマは・・・
「能」を大成した
世阿弥(ぜあみ)の言葉「初心忘るべからず」という言葉
修行の段階でそれぞれの完成を見ても、それはその時の完成であり、その感性の上に胡坐(あぐら)をかくのではなく、奥にある極意を求めて修行にはげめという意味に解釈できる・・というものでした。
そしてその文章の中にこの初心忘るべからずの実践者として
取り上げられていたのが日本の誰もが知る野球選手のイチローのことでした。
イチローの小学生 六年二組 鈴木一朗の作文はあまりも有名でみなさんもどこかで見られたり話を聞かれたりしたことはあるかもしれません。
小学生だったイチローは現在の自分を分析し将来の方向性を見定め進むべき道を見据えその時すでにプロ野球の偉大な選手になることを確信していると言う内容です。
そのイチローについてこの「理念と経営」の本の中で田舞徳太郎さんがわかりやすく分析しイチローの偉大さについて書かれているのを目にして私は心から感銘を受けました。
ー文中抜粋ー
「我々は小さい時には、誰もが夢をもっていました。しかし、このイチローの作文から教えられることは、夢をもつことと同時に努力することの大切さです。
確信や自信は日ごろの鍛錬からしか生まれないことを我々はもっと知るべきです。天才といわれるにとは最初から天才ではなく、たゆまぬ訓練から生まれているのです。
①なまけ心が出たり
②謙虚さを失って傲慢になり
③うぬぼれて自信過剰になり
④これでいいかと自己満足してしまう
天才と我々の差はまさに初心をわすれることから始まっているのです。」
この文章の中の「天才」という言葉は「成功者」と読み替えることができるように私は思います。成功していく人は自分に確信を持てるだけの日々の努力を重ねていると私は思うんです。
しかしこの「努力」「がんばり」は決して誰かにやらされているものではないのです。
自分自身の将来にでっかい夢を持っていること、そしてそのことを目指したゆまぬ努力をしていること、挑戦することが怖くなり逃げそうになる自分と格闘し毎日一歩づつ目標に近づくことが喜びに変わっていくんです。そういうがんばれる強い自分が好きになるんです。
イチローのエピソードに戻りますが、
イチローのお父さんが3歳になったイチローに自分の一ヶ月分の給料と同じ額のグローブを買った時お母さんから「こどものおもちゃにしては高すぎる」と言われたと言います。
その時イチローのお父さんは「これはおもちゃではない。ものの価値を教える道具だ」といったと言います。
イチローにとって「人生の勝利者になり得る」「真剣に打ち込める」人間として一番大切な「価値」をお父さんは大金を払って子どもに与えたのだと思うと心打たれます。
私はこの建築の仕事を始めた時は仕事人としては人間の年齢でいえば3歳くらいの能力しかありませんでした。たくさんの長い時間が私を育ててくれました。会社は働き始めのあまり使用価値のない私にお給料を払い数々の勉強もさせてくださいました。大切な大切なお客様をたくさん任せてくださり仕事を任せてくださいました。
しかし長い時間の中には、私だって辛いこともありました。ひとり泣くようなこともありました。挑戦することが怖くて逃げ出したくなることもありました。眠れないような日々もありました。その時々に自分に必要なものはやっぱり自分に対する自信と確信でした。
自信と確信はがんばり続けることだったんです。
私に「継続することの意義」を語り続けてくれたのは石田工務店の石田社長でした。石田社長は私の尊敬する粘りの人間です。
イチローの話のついでに自分の話をするにはあまりに稚拙で申し訳ありませんが、昨日の勉強会で「初心忘るべからず」そしてイチローの生き方に大きな勇気と元気をいただいたことをこうしてブログに書くことにしました。
イチローは今でも誰よりも先に試合会場に現れて身体を慣らし、誰よりも練習を多くし、誰よりもグローブやバットを熱心に磨いて大切にしているそうです。どんな記録をつくっても満足せずに、次の目標にチャレンジしているんですね。
人間は誰もが「自分の人生の成功者」になるために生まれてきていると私は思います。
ときどきどうしようもなく弱くなる自分を振り返りながら、自分を叱咤激励して、自分自身に誇りの持てる生き方をしていきたいものです。
長文なっちゃいました・・・
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みんなで同じ方向をむいて切磋琢磨して目標に向かっていく。できそうでなかなかできません。
言葉にだして、話あって、お互いに認め合って同じ価値観を持つ。
自分に自信がなくて不安で逃げ出したくなります。いまだに・・・そんな時、神様に試されているんだって思って。乗り越えられない試練を神様は与えないっていう言葉を思いだして、なんとか、奮い立たせてきました。
日浦ねーさんのブログはいつも勇気が出ます。
まだまだ、頑張れそうです。
ありがとうございます。