ミドルシニア的な自分らしい幸せな暮らし方

事例案件3000件以上の経験を持つ住まい&収納デザインのプランニングプロが日常の気づきを面白おかしく綴る日記

今ある住まいを住み続けるために

2012-04-06 | 日々の仕事
先日住まい評価推進協議会の研修に行ってきました
この研修の取り組みにはとても重要性を感じました

近年住まいの提案の仕事をしていて急増してきたと思われることがあります

そのことは私の住む京都ならではなく全国的な傾向だと思われます
それは古い住宅をリフォームして住もうという若い人たちの動きです

中古住宅を手ごろな価格で手に入れ、自分流に手を入れて
住みごたえのある家にしていこうというリノベーションの考え方です

それと同時に住宅数のことも最近は取りざたされていますね
人口に比べ家の量は概ね数が足りてきており高齢社会により
空き家になっていく家も多く出現し住宅のストック型社会がいよいよ始まっています

実際私たちが住宅に長年住んでいくうえでこのようなことがおきてきます
長年住んでいるとどこかしこといろんな問題が出てきた
また若かった時に建てた家が年を重ねるうちに不便になってきた
若い世代と共に暮らす2世帯住宅にしたい
もしくは売却したい・・・
そんななかで見直されるのがリフォームなんです

ただし気をつけなければならないのは家の安全性耐久性です
ただ化粧直しをしただけではその家は長く住み続けられません
人間の体と同じでちゃんと診断しこれから元気にいるために何が必要なのかをしっかり見極め施術することが大事なんです

私たち工務店が地域工務店として地域の皆様の住まいのハウスドクターとしてやらなければならないことはたくさんあるように思います

住宅の弱い部分を見抜く確かな目を養う今回の研修においてはこれからの私たちの知識や知恵を得る大変勉強になるものでした
次回は実際の家の傷み具合などを見ながらの研修を受講します

がんばっていかなっくちゃ(^.^)



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