ミドルシニア的な自分らしい幸せな暮らし方

事例案件3000件以上の経験を持つ住まい&収納デザインのプランニングプロが日常の気づきを面白おかしく綴る日記

バスツアーでお邪魔します♪

2015-04-24 | 日々の仕事

明日はマザーハウスのバスツアーです。
お天気も良いので基礎工事現場も工事途中の現場もゆっくり見ていただけます。
OB施主様もご訪問を気持ちよく快諾してくださっております。
京都の街も新緑が美しくなってきています楽しく為になるバスツアーにしていきます。 

ところでもうすぐゴールデンウィークですね・・・
わたしのGWは生のクラシック音楽を聴きに行ったり、友人とご飯を食べたり・・
遊ぶことも満載ですが家のお方付けや庭仕事の方もワクワクしながら計画中です。

気持ちはもうゴールデンウィークですが・・ちょっと早すぎですかね。笑

ただいまお仕事がすごく充実中しています。
新築が3件進行していてリノベーションの商談やドッグサロンのご計画の提案などなど
ときどきスマホの画面でこの顔を見ながらニンマリしてまた踏ん張っています!!


 

がんばっていきまSHOW 

ブログランキングに参加してます下記ボタンポチっとお願いします  

にほんブログ村 住まいブログ 住まい方へ
にほんブログ村 


貴重な宿題をいただきました

2015-04-20 | 日々の仕事

何日も何日も一生懸命に考えました。
工務店の2020年のヴィジョンと段階的なステップアップ

社長と一緒に何度も問答しました。

私たちマザーハウスの使命は?
これからどんな会社になっていきたいのか・・
大切にしてきたことこれからもっと大切にしていきたいことは?
目指していきたいことは何なんでしょうか?

そこで「京都の老舗料亭」というキーワード

「京都の老舗料亭のような工務店」とは・・

まず、老舗料亭は・・
女将がお客の情報を事前にしっかり掌握し
最高のおもてなしの計画をする
格式ある上品な女将の目の届いた従業員の接客
しつらえは張りぼてではなく50年以上は続く店を意識して作られ
食材は新鮮で品質、素材にこだわり
一流の料理人がそのお客様だけのため
選び抜かれた最高の器に美しくバランスよく盛り付けする
料亭に一足踏み込んだそのときから
帰りに靴を履きその料亭を後にするまで
いや、そのお客さんの最期のときのお見送りまでもする。
ちょっと敷居は高いけどちょっと踏ん張ったら行けるのが老舗料亭です。
まだまだあるかもしれないが私が読み聞きした中での
これが料亭をごひいきにしてくださる客への老舗料亭のミールである。

では京都老舗料亭のような工務店とは・・ 
丁寧なカウンセリングとも言うお客様情報の収集
今までの家で困っていたこと、こんな暮らし方をしたいなどもちろんのこと
なぜ何のために私たちが家を建てるのかということを一緒に探っていきます
そこに暮らす人全員の夢、希望。どんな子育てをしたいのか。 
夫婦がどのように年を重ねて生きたいのか。
そして家族(人)のあり方についても・・・
私たちは相手の考え方に自分の軸足を置いて素直に耳を傾けます。
素直に聴くというのは言いなりになるというのではありません。
プロフェッショナルとしての知識と経験に基づいてしっかりした提案を行っていきます。
そこにはホテルのコンシェルジュ的道案内また問題解決という「人」がいます。
身体に良い生涯長寿健康に過ごしていただけるための素材を選びます。
京都の土地環境を活かしきり風や光を取り込み、冬の底冷え夏の蒸し暑さをエネルギーを少なく快適に乗り切れる。自然素材そして無農薬素材、脱化学薬品の素材のみを使い生涯安心を得られる家づくりをするのです。
家は家族とともに年を重ね自然に変わっていく深い味わいが醸し出されます。
そして家族とともに生涯に渡って家守りを行っていきます。

私たちが目指すことはやっぱり京都老舗料亭と非常に共通点が多いように思えます。

2020年に向けて
これからのマザーハウスはまだまだ進化し続けていきます。

今回も京都老舗料亭のお話でした・・いろいろ真剣に考えていたんです。 

がんばっていきまSHOW(^_-)-☆

ブログランキングに参加してます下記ボタンポチっとお願いします  

にほんブログ村 住まいブログ 住まい方へ
にほんブログ村 


続編:家づくりは京都老舗料亭に学べ

2015-04-06 | 日々の仕事

さあ、恐るべし京都老舗料亭・・・(笑)

今日もその話の続きといきましょう
前回のお話の中で京都老舗料亭「菊乃井」はディズニーランドなんだ・・ということを書きました。
それはどういうことなんだろう?
具体的にはどのようなことが行われているのだろうと思われたのではないでしょうか?
今日はそのことを書きますね。

料亭はアミューズメントパークだと店主の村田さんは言います。
その期待にこたえる為の要素に「しつらえ」をあげています。
そこになるほどと思った内容が書かれていました。
こんな話です。
菊乃井さんの店の玄関には「あがり石」がふたつ地面に埋まっているそうです。
見えている部分は表面5センチほどの高さだそうです。
しかしその大きさは実は3トンの石だそうです。下に隠れている方がはるかに大きいんです。
見た目が同じだからといって薄っぺらい石を置くとのとは踏んだ時の波動がぜんぜん違うというのです。
本来的な自然の波動を感じそれがわけもなく心地いいのだそうです。

私たちものづくりをしている者には・・・・分かるような気がします。 

そして料理のこと雰囲気についてはこう書いています。(文章は若干簡略化しています)
「調味料は海からの塩であり、食材は海の中を昨日まで泳いどった魚であり 、朝まで露を被っとった胡瓜である。それらが自然の土から焼かれた器に料理人の感性で盛られる。すべてが一体となり、共鳴した時のパワーがお客さんに伝わる。それは美味い美味くないを超えたものなので、そのすべての調和がとれた中でお客さんが身を委ねる快感にお金を払ってもらうのが料亭の仕事」「そしてすべての部屋がプライベート庭がつきそれぞれ趣の違う個室対応です。」「そういう雰囲気を、それほど高くない値段で味わえる。来はったお客さんに必ず満足をして帰っていただける。」それは「絶対高くないんです。」とはっきり言えるのが、僕ら京都人のプライドです。」と。

家づくりに例えたとしてもここに書いてあることが私にはよくわかります。
「本物」ということ「こだわり」ということそしてそこから醸し出されるなんとも言えない空気感なんですよね。

村田さんはこうも言います。
「十年、せいぜい二十年のスパンでものを考えながら店造りをするとすれば、舞台のセットみたいなもんを造らなあかん。一見きれいやけども、叩いたら壁がボコボコいうような張りぼてで見た目さえ良かったらええというような舞台美術みたいになる。その時点でお客さんを騙してると京都人は思うのです。
土地を買うてここに五十年は根をおろすという覚悟でやらんと・・」 
「自分の意思は孫子のにまで伝えるという意志をもってせんことには話にならない。利益の追求だけではなく、そこにはポリシーがなければあかんのです」と。

写真は 菊乃井 本店

家に帰ると料亭「菊乃井」ではあるはずはないけれど、私たちの家づくりも「一生もん」いや「子孫に受け継いでもらえるような家づくり」をしなければならない。

素材には本物志向であり、家庭という場を楽しむための工夫は必須であります。
お客様の家はアミューズメントではありません。非日常的なものでもありません。
しかし、日常の暮らしを上質にしていくことができるのは「家の雰囲気」「家の空気感」なんですよね。

材質にこだわり、見え方にこだわり、孫子に伝えるために、見えないことにもこだわることが、家づくりの私たちに求められています。
いいものには評価されていいほどの値段がある。値打ちがあるから憧れる。
私には京都老舗料亭のこだわりがみごとに伝わってきました。

まだまだ、いろんなことが書かれており興味津々でした。皆様も一度お読みください。広島県人の私には理解できなかった「京都人(弊社社長)の不思議」もなんとなく見えたような・・・(笑)

「菊乃井はんに一度は行ってみよう・・そやしきばってお仕事せんなん。」
京都在住25年・・物心ついてからの人生やったら京都暮らしの方が長ごうなったような
そんな私のまじめなお話でした・・。

がんばっていきまSHOW(^_-)-☆

ブログランキングに参加してます下記ボタンポチっとお願いします  

にほんブログ村 住まいブログ 住まい方へ
にほんブログ村 


家づくりは京都老舗料亭に学べ

2015-04-01 | 今日の気持ち

京都で家を建てるなら京都のコトを知ること・・・

そんな思いでいろんなことに目を向けています。
京都を知るには京都人を知ろうと思いまして・・
最近、京都の料亭「菊乃井」の主人、骨の髄まで京都人の村田吉弘さんの本を読んでました。

これがまあ勉強になることばかり
この京都の老舗料亭が何故何代にも渡り続いてきたのか・・
また、これからも続いていくだろうと思えることがたくさん書いてありました。

まず驚いたのは・・
京都の料亭菊乃井さんはお料理をいただくだけではなくそこはディズニーランドだというのです。
なぜなら、菊乃井さんは「フード」を提供しているのではなく「ミール」を提供しているというのです。

菊乃井さんの仕事を分析すると・・・
料理が3割、サービスが3割、残りの4割は・・「空気」キザな言い方をすれば「オーラ」なのだそうです。


「お客さんが料亭の前に立ったときに、まずそこから漂う雰囲気を感じる。そのときネクタイはゆがんでないだろうかとか、居住まいを正そうかとか思わせられない、つまり「オーラ」のないような料亭やったら、いく価値はありません。」と言い切っています。

なんとま、お高く留まっている事だと思いましたか?
それとも一度は行ってみたいと思いましたか?
私は、なるほどなと思いました。
いまだ行ったことは無い菊乃井さんですが物凄く行ってみたくなりました。

そのワケは次回ゆっくり書きます。
そのワケには深い意味があるのです。

私は、そこに京都文化いや日本文化を垣間見た様に思いました。 
心に響くことがあったのです。

「家づくり」と京都の老舗料亭のつながり・・
次回お楽しみに!! 

がんばっていきまSHOW(^_-)-☆

ブログランキングに参加してます下記ボタンポチっとお願いします  

にほんブログ村 住まいブログ 住まい方へ
にほんブログ村