平成21年度もあと4日で終わる。
それぞれの事業で22年度に向けての準備をはじめている。その前提として21年度の総括をしなければならない。
すべての事業に共通なことが幾つかある。
「人」も事業が発展し、充実し、その事業の本来の趣旨を全うするために欠くことのできない大きな要素であろう。
事業を運営する側の主体も人であり、そこに参加するのも人である。
わが町会でも先日、町会の最前線の組織である「区」の責任者の今年度最後の会合を持った。
1年間大変にお世話になた方々である。
どのような組織であれ一番大事なのは最前線の組織であることは論を待たない。
わが町会には40数名の区長さんがいる。
1年が終わり、区長としての任務を終えると、一般の会員になってしまう。
行政への市民参加が叫ばれ、行政と市民の協働作業の必要性や「新しい公共」の概念が生まれて久しい。
そのような中で、町会・自治会は従来の姿を変革しつつある。
住民自治という観点から、自分の住む町は自分たちで創る。そのために町会・自治会は何をしなければならないのか、住民は個人としてどのように参画すべきなのか模索している。
地域のコミュニティーが希薄になってきている、地域力が低下してきているとも言われている。
一方、ボランティアをしてみたいという人も多い。
区長さんには毎月定例会にお集まりいただいている。
その席で、町会が目指すところ、今やらなければならないことなどをご理解いただく場としていきたい。
願わくば、区長退任後も何らかの形で町会の役員としてお残りいただければと考えている。
いずれにしても組織は人で決まる。
真っ赤なボケもいいが淡いピンクのボケも春らしい