堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

どんど焼き

2011年12月21日 | 日記

 年が明けての8日の日曜日に恒例のどんど焼きを行うこととなった。
 今ま
では多摩川の河川敷で行っていた。
 多摩川の河川敷を使用する場合には、福生市にある国土交通省の京浜河川事務所多摩川上流出張所に申請をする必要がある。
 昨年の申請の時に、23年度は草刈の予算もつかず、従来行っている場所は「情操空間」に指定されているため、どんど焼きはできないと言われた。

 新しい年の出発を飾る地域の伝承行事であり、子どもから大人まで楽しみにしているので、何とか事業を継続してほしいとの地域の要望は強い。

 河川事務所では、日野橋以西、残堀川以東であれば、自然レクリエーション空間などで、どんど焼きをやることは可能であるという。
 ところが、現地に行って見ると、草は生い茂り、堤防から急斜面を降りなければならず、危険でとてもどんど焼きができる状況ではない。

 それから場所探しが始まった。

 どんど焼きは火を燃やし、煙もひどい。人も多く集まる。
 適当な場所がなかなか見つからない。
 最初、学校も考えた。教育委員会は使ってもいいと内諾はしてくれた。
 しかし、近隣住民からのクレームも気にかかる。学校に迷惑をかけてはとの配慮も働き、断念。

 再度、多摩川河川敷周辺を探す。
 幸い、立川市営陸上競技場の南東の、草も生えておらず、相当に広い広場に注目。
 河川事務所に相談したところ、「情操空間」から外れたところならばとのこと。

 ただし、河川事務所は、その場所は行政区域は国立市なので、国立市の許可を取るようにと。

 国立市と立川市に話をしたところ。
 立川市から、当該地域は、公園用地として、立川市が管理しているとの情報を入手。
 そうであれば、立川市に公園の使用許可申請を出せば、どんど焼きはできるとの結論に達した。

 本日、立川市から許可を得た。
 来年からは、場所探しの心配がなくなり、一件落着。

 河川事務所に相談した折、「多摩川河川環境管理計画」なるものをもらった。
 後日、その計画に基づき、多摩川について書いてみたい。

         
                           どんど焼きの予定地