堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

ブログの効用

2011年12月29日 | 日記

 ブログを書きだしてから久しい。
 改めてブログの効用について考えてみた。毎日書くと言ってからまだ
1週間もたってはいないが、更に続けるために考えてみた。

 第1番めは、タイトルに示す通り、日記である。
 ただし、今まではとびとびに書いていたので、正確には日記とは言えない。
 毎日書けば日記であり、記録的要素が強くなる。

 第2番目は、備忘録である。
 本を読んでも、VTRを見てもすぐに忘れてしまう。
 余談だが、テレビではなくVTRを見るのには訳がある。時間が無く、放映の時に見られない。見逃したり、聞き漏らしても再度確認できる。民放の番組はCMを飛ばし、時間の節約になる。

 第3番目は、自分の考えをまとめ、理解度を確認できる。
 一般的に、文章を書く意味と同じである。ブログは当然文章であるからだ。
 十分理解していなければ文章として成り立たなくなる。

 第4番目は、表現意欲の実現。
 人間は自らの考えや思いを人に伝えたいという基本的な意欲がある。
 その為に言葉がや文章があり、自己完成度を高めたいと思う。
 写真を撮りだしてから久しい、自己流で、不勉強なので、人様に見せるような技術はない。
 しかし、見てもらいたいという思いもある。言葉や文章より伝達力があるのも確か。
 記録としての価値もある。旅の風景、建造物、彫刻やアート等々。
 写真を撮ることで、意外なことにも気が付く。
 木造の、昭和レトロの建物に温かみを感じ、写真を撮りだした。
 折々、気が付くと撮っている。
 災害の折の避難場所について考えた。関東大震災、阪神淡路の時の長田、東日本大震災の気仙沼等。
 立川の火災発生時の避難形態を考えた。ふと気が付くと、立川、特に中心部には昭和レトロの木造建築はほとんどない。
 防火、耐火建築が殆どだ。建築基準法でそうなったことを実感した。これも写真の効用か。
 地震発生時の立川の火災はどうなのか、どう予測しているのか不明。それにより、防災対策も違ってくる。

 第5番目は、近況報告。
 年賀状。現職時代、市内には全く出さなかった。公選法で、売名行為として禁じられているからだ。現実は議会報告と称して、脱法行為的に殆どの議員が出しており、空文化している。
 私は、市外=選挙区外には出していた。近況報告と、正に、ご無沙汰を詫びるために。
 ブログは、立川に縁し、立川を離れている人に私自身の近況報告と立川の様子を伝える手段として極めて有益であると思う。

 その他にもブログの有効性はあると思うが、思いつくまま書いてみた。

 後輩の現職の議員には、ブログを進めている。
 議員が、どんな本を読み、何を見、何を調査し、何処から情報を取得し、何を考え、どう行動したかを有権者は知りたがっている。
 議会改革の特別委員会が設置されたが、市議会のHPはあるが、市民への情報提供は極めて不十分である。議会改革の第一歩である。
 余談だが、太平洋戦争、開戦から終戦まで、国民と政府は言うまでもなく、政府内部でも情報の共有はなされていなかった。
 日本とアメリカの基本的な違いに、情報の価値と力に対する考え方がある。
 議員は、正確で良質な情報をできるだけ多く市民に伝える義務と責務がある。
 手軽な情報伝達手段であるブログを大いに活用してほしい。

        

 至誠学園の東、国立との境の根川にかかる橋。
 真直ぐ多摩川に向かい、市営陸上競技場の南東の広場が、今年のどんど焼きの場所。