会社が倒産して路頭に迷う。
とは言え失業保険が直ぐに貰えるので当座は凌げる。
問題は次、次が無いんだなかなか。
余程の実力者なら兎も角、並みではこの出版不況の中で行く場所がない。
ましてや30半ば過ぎでは難しいだろう。
昔なら知り合いの編プロに入るとかフリーになる選択肢もあったがなあ。
もう業界を諦めるしかないだろう。
自身の病であったり、親の介護であったり様々な理由で業界を去った人を沢山知っている。
可もなく不可もなくやっていく事の有難さをしみじみと想う今日この頃。
会社が倒産して路頭に迷う。
とは言え失業保険が直ぐに貰えるので当座は凌げる。
問題は次、次が無いんだなかなか。
余程の実力者なら兎も角、並みではこの出版不況の中で行く場所がない。
ましてや30半ば過ぎでは難しいだろう。
昔なら知り合いの編プロに入るとかフリーになる選択肢もあったがなあ。
もう業界を諦めるしかないだろう。
自身の病であったり、親の介護であったり様々な理由で業界を去った人を沢山知っている。
可もなく不可もなくやっていく事の有難さをしみじみと想う今日この頃。
もう駄目でんなあ、年取ると。
調子のええ時はかまわんのやけどなあ。
朝食は必ず食べるけど量は少ない。
朝食がバイキングの時も基本的には少量、ただしカレーはついとってしまう。
もうね普段の倍以上になってしまうのよ、これで。
一昨年郡山IC近くに泊まった時、結構おいしそうなバイキングだった。
カレーもあったから多いなあと思いながらも食べたんだ。
それから車に乗って更に北上、15分ほど走った頃お腹がグルっとしたのを感じる。
むむ、これはトイレかな…
しかし無いんだトイレが。
次のPAまで30キロ以上ある。一般道ならコンビニに駆け込む手もあるが降りる事も出来ない。
「ぐわあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
全身全霊で肛門を締め、絶叫しながらアクセルを踏み込む。
覆面パトがいようがいまいがこれは非常事態なのだ。
脂汗が滲むのが解る。
「ぐおおおおおおおお、あと、あと18キロか!!」
上がる速度、肛門限界は近づく。
「あと、10キロ、8キロ、7.9キロ」
遅い、遅いんだよ進み方が。
PA2キロの標識が見えても安心は出来ない。
そこは小さなPAなので絶対に個室が少ない筈だ。
まして朝、込み合う時間帯である。
不安はあっても行くしかない。
PAに飛び込むとトイレの真横に着けた。
致し方ない、1秒の差で地獄へ落ちる。
必死でトイレに駆け込むが顔はなるべく平静を装ったつもり。
まあ、そうは見えないんだろうなあ。
ほらやっぱり。個室が4つしかない。
手前から閉まっている、閉まっている、閉まっている。
一番奥が開いているぞ!!!
あああ、和式だああああ、苦手なんだ和式、膝と腰が悪いのよってそんな事地獄に比べりゃあ屁みたいなもんよ。
あああ、屁したら地獄だ!