第 55
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◆ ◆ 朧たる月といへることをよみ侍りける |
照りもせず 曇りも果てぬ 春の夜の 朧月夜に しくものぞなき
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大江千里 ◆ ◆ |
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::: 読み ::: てりもせず くもりもはてぬ はるのよの おぼろづきよに しくものぞなき ::: 意訳 ::: 明々と照っているわけでもなく、また、完全に曇っているというのでもない春の夜のほのかな朧月夜の風情に及ぶものはない。 |
第 55
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◆ ◆ 朧たる月といへることをよみ侍りける |
照りもせず 曇りも果てぬ 春の夜の 朧月夜に しくものぞなき
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大江千里 ◆ ◆ |
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::: 読み ::: てりもせず くもりもはてぬ はるのよの おぼろづきよに しくものぞなき ::: 意訳 ::: 明々と照っているわけでもなく、また、完全に曇っているというのでもない春の夜のほのかな朧月夜の風情に及ぶものはない。 |