第 0670 | ◆ ◆ 湯原王の歌一首 |
月読の 光りに来ませ あしひきの 山きへなりて 遠からなくに | |
湯原王 ◆ ◆ |
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::: 読み :::
つくよみの ひかりにきませ あしひきの やまきへなりて とおからなくに ::: 意訳 ::: 月の光をたよりにいらっしゃい。
あなたと私は“あしひきの”山を隔てるほど遠いというわけではないではないでしょう |
::: 備考 :::
![]() ![]() ![]() 「あしひきの」は山の枕詞で、足を引きずるように山のすそが長く引いている様子の事で、なだらかで優しい山の事ね。この歌は女性の立場で詠んでいる歌で、湯原王はとても繊細で優しい方だったようね。 ![]() あ~~~、待っている方も待ち遠しいやろうね。
う~ん!ロマンチック
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