第 0331
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◆ ◆ 帥 大伴卿の歌五首 |
我が盛り また変若めやも ほとほとに 寧樂の京を 見ずかなりなむ
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大伴旅人 ◆ ◆ |
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::: 読み ::: わがさかり またをちめやも ほとほとに ならのみやこを みずかなりなむ ::: 意訳 ::: 私が若かった盛りの時に戻ることは殆どないだろな。 奈良の都も見ないままに終わってしまいそうだな。 |
::: 備考 :::
神亀五年(728年)四月頃、大宰少弐小野老の太宰府着任を祝う宴での作。
をちめ=復ちめ、元に戻る、若返る。 |