#藤波見には……★☆ 霍公鳥 来鳴き響もす 岡辺なる 藤波見には 君は来じとや: 詠み人知らず : 歌意:霍公鳥がやってきては鳴き声を響かせる丘のあたりのこの見事な藤をあなたは見にこないというのでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第十巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ~
ほととぎす きなきとよもす をかへなる ふぢなみみには きみはこじとや
藤の花が美しく咲く季節ね。
来鳴き響もす(きなきとよもす)=は鳥が来て鳴き声を響かせてる様子のことよ。
藤波=は藤の花房が風に揺れると波のように見えるのを喩えた様子よ。
霍公鳥も藤の花を見て、嬉しくって鳴き続けてるのになんであんたは来ぇへんのやっていうことやろ。
せっかく誘ってるのになんでやねんって。
見事な藤の花観ながら、鳥の声聞きながらデートしよって思ってたのにぃ~って。
残念な結果やわね。
ほんまや!
まっ、ウチやったらこんなふられかたせえへんけどな
デートに誘ったら絶対にみんな来るもんね。
・・・なるほど。